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2021.12.09

実は難しい!? 柱や梁の再利用【前編】

家づくりについて


こんにちは! 上村工建の上村です。

建て替えをするにあたって「今、使われている梁や柱を再利用したい」というご要望をいただくことがよくあります。

今現在、梁や柱として使われているものをまた使うだけのことなんだから、誰もそれほど難しいこととは思わないですよね。

ですが実はこれ、本当はかなり難しいんです。

■梁や柱の再利用が難しい理由1「サイズが違う」

建て替えをするということは、それなりに築年数が経っている家、ということになります。

そういう築年数の長い、いわゆる「昔の家」は、当時の平均身長に合わせて建てられており、現在の規格とは違うことが多いんです。柱の長さも、やはり今の住宅とは異なります。

■梁や柱の再利用が難しい理由2「加工が難しい」

既存の梁や柱を加工しようとすると、元々刺さっている釘などに引っかかってノコギリ等の道具類の刃が折れてしまう、ということもよくあります。

通常の木材を使えば発生しない手間やアクシデントが起こりやすいのも、梁や柱の再利用が難しい理由のひとつです。

■次回、「その手があったか!」愛着のある梁や柱を再利用するためのアイディア

今回は、今使われている梁や柱を、建て替えで再利用するのが難しい理由についてご紹介しました。

しかし、だったら愛着ある梁や柱は捨てるしかないのでしょうか?

いいえ、安心してください。再利用できる場面もちゃんとあります。次回はそんな、梁や柱の再利用方法についてご紹介しますね。どうぞお楽しみに^^

 

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