2021.12.21
家が建っていない場所には理由がある【後編】
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
前回の記事では、家が建っていない場所は、
・そもそも住宅向きではない土地(詳細は前編の記事をご覧ください)
・電気や水道が来ていない土地
であることが多い、というお話をご紹介しました。
まさに、家が建っていない場所には、建っていないなりの理由がある、ということですね。
■三重県にも特殊な土地は多い
三重県にも、農業優先の土地、温泉が出る土地、自然公園法が厳しく建ぺい率が10%程しかない土地など、特殊な土地はたくさんあります。
農業をやっている人だけしか家を建てられない土地などの場合は、お子さまが農業を継いでいないと、親の土地なのに家を建てることができない、といった事態が起こることなどもあります。
そういう土地の場合は、家を建てられるように役所で手続きをするところから始めなくてはなりません。
ちなみに、こうした手続きは土地家屋調査士などの行政手続きのプロと共に行います。その際は、その土地に根付いた土地家屋調査士さんにお願いすることがとても重要なので、人選も大切です。
■できれば土地購入の前にご相談を
三重県は広く、前述のとおり、特殊な条件を持つ土地も割と多い地域です。
土地を買う時には、そうした条件などもしっかりと確認した上でご購入するようになさってくださいね。
可能であれば、土地を買う前にご相談いただくのがベストです。
「まだ土地も買っていないのに相談していいの?」
と言われる方も多いのですが、何の問題もありません。お気軽にご相談下さい。
スタッフ、そして都合が合えば建築家の先生が、一緒にその土地を見させていただきます。