2022.01.18
イメージを共有することの難しさ【後編】
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
前回の記事では、イメージを共有することの難しさについてご紹介しました。
後編の今回は、そんなイメージのギャップを埋めるために弊社スタッフが日頃から行っていることについてご紹介します。
■言葉を聞くだけがヒアリング…ではありません
お施主様のお話をよく聞くのは当然のことですが、それだけがヒアリングではありません。
お施主様の持ち物、お召し物、まとっておられる空気感、すべてがお客さまの好みを知るためのヒントです。
お施主様が「〇〇のカフェの雰囲気がすき」「〇〇の家の外壁が素敵」と仰っしゃれば建築家と現地へ行き、資料写真を大量に撮ることもあります。
ちなみにカフェなどの場合はトイレも必ずチェックします。小さな空間には、その建物のコンセプトや特徴が出やすいからです。
■話しやすさも大切
自分はビシッと隙なくスーツを着込んでおいて、お施主様には「どんな生活がしたいか、飾らず、ざっくばらんにお話し下さい」と言ってもそれはなかなか難しいですよね。
だから弊社のスタッフは、お打合せなどにはあえてゆるっとした洋服で臨むようにしています。
ただ、打ち解けることと、「なぁなぁ」になってしまうことは全くの別物。弊社に家づくりをご用命いただく以上、上村工建に頼んで良かったと心からと思って頂けるよう、全力を尽くすことは常に忘れていません。
■遠慮せず、伝えることが大事
これは弊社のお客さまに限ったことではないのですが、これから家づくりをされる方は、ご自身が好きなモノや疑問に思うこと、心配事などを遠慮なくプランナーに伝えるようにしてみてください。
形として存在しない「イメージ」というものを他者と共有することは、決して簡単なことではありません。ですが、理想の家づくりのためには欠かせないプロセスです。
お客さまにご満足頂ける家づくりをしたい、と本気で思っている会社なら、それを歓迎こそすれ疎むことはないでしょう。
この情報が、みなさまの家づくりの一助となれば幸いです。