2020.10.22
施工事例「青葉町の家」
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
今回ご紹介する施工事例は「青葉町の家」。前回まで建築家インタビューにご登場いただいていました、吉川弥志先生が設計を手掛けられたお宅です。
■クライアントの真の要望を汲み取る建築家の慧眼
この青葉町の家は、傾斜地に建つ配置が難しい家です。
最初、お客さまからは「車2台とバイクを置くスペースがあれば良い」「木造の和風家屋が良い」というくらいの要望しか出ていませんでした。
しかし、実際に建築家・吉川先生が土地を見た時、「これは日本家屋を建てるシチュエーションではない」と感じ、イチかバチカで全く違うプランを提案。
その提案を見たご主人と奥様が、
「まさにこういう家にしたかった!」
と、とても喜んでくださり、家の設計・デザインが完成したという経緯があります。
■上階に行くほど明るく、屋上は家庭菜園に
傾斜がある土地に建っているので、一階部分には半地下の駐車場を配置しました。上階に行くほど部屋はどんどん明るくなり、生活スペースは近隣からの目線が気にならない配置に。
屋上には奥様の家庭菜園があり、食事の支度の直前に菜園でパパッと収穫したとれたて野菜を、サラダにして食卓に並べる…なんてこともあるそうです。素敵ですね。
■元々ひとつだった寝室をあえて別々に
元々同じ寝室を使っていたご夫妻ですが、「青葉町の家」で吉川先生は、あえてご夫婦に別々の寝室を提案しました。
理由は、お二人の生活時間帯がかなり異なるため。寝室を分けたことで、睡眠の質が上がり、喜んでいただける結果になりました。
■次回は「家づくりのフロー」シリーズ第5弾をお送りします
施工事例「青葉町の家」、いかがでしたか?
唯一無二の家を建てることができる建築家との家づくりの強みが、よく伝わる事例だったのではないでしょうか。
次回は、「家づくりのフロー」シリーズ第5弾、「間取り決定への道」をお届けします。家づくりの全体的な流れを把握したい、という方は是非ご覧になってみてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。