2020.11.19
施工事例「家族をつなぐスキップフロアの家」
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
今回は弊社の施工事例「家族をつなぐスキップフロアの家」をご紹介します。こちらのお宅は、前回までの「建築家インタビュー」でご登場いただいていた、小田達郎先生が設計を手掛けられた住宅です。
■あえて狭い入口を作ることで、広さが際立つ演出
この家を建てるにあたって、お客さまからのご要望は、主に下記の2点でした。
「家を訪ねてきた人に、驚きと感動をもたらす家にしたい」
「子ども達が自由に走り回れる家にしたい」
そうしたご要望をヒアリングした結果、なるべく振り幅の大きな3パターンほどのプランが、小田先生からお客さまに提案されました。その中のひとつが、このスキップフロアのプランです。
メインフロアはスキップフロアを用いた大空間(ちなみに天井の高さは5m!)。
けれど、ただ「メインフロアは広く作る」というだけでなく、このお宅を訪ねた人が、驚きをもってその広さを感じられるよう演出するのが、小田先生のすごいところ。
メインフロアに至るまでの空間(玄関ポーチや玄関)をあえて狭く低く作ることで、よりメインフロアの広さを際立たせました。
また、「お子さまが走り回れる家」というご要望に関しては、メインフロアの周りをぐるっと囲むように居室や廊下を設けることで、文字通りお子さま達がぐるぐる走り回ることができる家に仕上がりました。
■家の形は家族の形という信条通りに
施工事例「伊勢のスキップハウス」、いかがでしたか?
小田先生の設計の信条のひとつに「家の形は家族の形に通ずる」というものがあります(詳しくは小田先生の建築家インタビューをご覧くださいね)。
今回の案件でもまさにその信条通り、同じ敷地内に暮らすご両親とも実際に会ってお話するなどして、このご家族に適した距離感を模索し、家族みんなが快適に暮らせる設計を実現して頂きました。
規格に囚われず、ひとつひとつのご家族に合わせたオーダーメイドの家づくりが出来る。それが建築家と共に建てる家の最大の魅力です。
上村工建では、今後も随時こうした施工事例をご紹介予定です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)