2021.04.27
家づくりのフロー「着工前にやっておくべきこと」【後編】〜地鎮祭に最適な日とは?〜
家づくりについて
こんにちは!上村工建の上村です。
今回は、前回ご紹介した地鎮祭にまつわるお話の続きをご紹介したいと思います。
■よくある勘違い「地鎮祭における吉日とは」
「せっかく地鎮祭を執り行うなら、なるべく良い日柄を選びたい」
そう思うのは当然のことですよね。しかし、地鎮祭における吉日とは、カレンダーに載っている六曜、いわゆる「大安」や「仏滅」とは、実は全く別のものなんです。
地鎮祭を執り行うのは主に神社、つまり神道になりますので、六曜は無関係。
地鎮祭で重要なのは、神道における吉日です。
特に良いのは、「天赦日(てんしゃび)」や「一粒万倍日(いちるうまんばいび)」と呼ばれる日で、このふたつが重なるくらい良い日となると、年に3回ほどしかありません。こちらは字面だけ見てもいかにも縁起が良さそうですね。
逆に凶日とされるのは「三隣亡(さんりんぼう)」。
この日に建築の工事を始めたり、棟上げをしたりすると、後に火災が起こり三軒先までも滅ぼしてしまう大凶日と言われています。この日に地鎮祭を行うのは、仮にお施主様が気にしなくても、ご近所さんが嫌がることもあるかもしれませんね(苦笑)
工務店によっては、そうした吉凶を全く気にしないところもあるそうですが、弊社ではなるべく吉日やそれに近い日に地鎮祭を行えるよう、候補の日程をピックアップさせて頂いています。
とはいえ、「思い立ったが吉日」という言葉もあります。精神的な負担になってしまうほど気にするよりは「やれるときにやろう」くらいのお気持ちでいるのも良いのかもしれません^^
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。