2022.03.22
マイホームのカーテン計画【後編】
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
今回も引き続きカーテンに関する話題をお届けします。
■同じサイズのカーテンでも作りによって価格は全然別物に
一言で横開きのカーテンといっても、実は作りによって使われる布の量や見た目の印象が大きく異なります。
例えば、一般的な市販のカーテンはヒダが二つ山になっていて、布の量は窓の幅に対して1.5倍です。それに対してオーダーメイドのカーテンは多くがヒダが三つ山になっていて布の量は窓の幅に対して2倍です。
もちろん布の量が多い分だけ寒さ対策にもなりますし、見た目もかなり優雅で、奥行きのある印象になります。
■カーテンの美しさを引き出すためにはドレープラインだけでなく裾の処理も重要
カーテンの裾の処理にも、さまざまな方法があります。
最も一般的なのは三つ折りです。市販のカーテンで最もよく見られるのはこの処理です。
他にも、フリンジをあしらったものや、紐状の重りを巻き込んで縫い合わせるロック加工のものがあります。ロック加工に関してはウーリーロックやウェイトロックなどメーカーによって名称が異なります。
裾をロック加工されたカーテンは、普通の三つ折りで処理されたものより割高にはなりますが、裾全体に均一に重さを加えることで、よりスッキリとした美しいドレープラインを出すことができます。
ただし、重りのついたロック加工のカーテンは、ワンちゃんやネコちゃんの格好の遊び道具になってしまうことがありますのでご注意を。
実際弊社でも、奥様が奮発して選んだ一窓15万円のロック加工のカーテンが、その家のワンちゃんに遊ばれてボロボロになってしまった…という事例があります^^;