2022.08.16
「お邪魔します」という謙虚な気持ちが大事
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
前回、前々回の記事では、さまざまな土地で困難な条件を克服しながら家づくりを進めたエピソードをご紹介しました。
接道がないから家を建てられないと言われた事例や、土地が狭くて工事車両を停められなかった事例。
それらを解決した共通のキーワードは「ご近所との良好な関係」です。
ご近所との関係が良好だったからこそ接道のための土地を借りたり、工事車両を停めるための土地を借りたりすることができ、家づくりを進めることができました。
しかしその一方で、ご両親の土地に家を建てようとしたけれど、ご近所との関係が悪く、工事が始まった途端にアレコレと嫌がらせを受けてしまい、結局、その土地での家づくりを諦められた方もいます。
「隣の住人の名前も知らない」ということも珍しくない現代社会ですが、地域のコミュニティがしっかりと確立されているところも、まだまだたくさんあります。
そういう場所に家を建てるときは、自分自身が新参者であると自覚して「お邪魔します。 教えてください」という謙虚な姿勢と周囲に溶け込む努力が必要不可欠。
最近では少なくなりましたが、土地によっては、これから家を建てるお施主様と周辺住民の方々との協議会が開かれることなどもあるんですよ。
面倒かもしれませんが逆の立場で考えてみると、わかりやすいかもしれません。
ずっと空き地だった自分の家の隣に、突然家が建ち、見知らぬ人たちが引っ越してくる。
何をしている人なのか、どんな人なのか、どんな家族構成なのか…、やはり気になりますよね。
とはいえ、合わない人も、もちろん中にはいるでしょう。
ですが、自分の子や孫の代も、その土地に住んでいるかも?と考えれば、やはりご近所とはなるべく良好な関係を築いておくのがオススメです。