2022.12.08
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【7】
家づくりについて
↑手すりの傍に設置された押しやすいスイッチ↑
こんにちは! 上村工建の上村です。
前回の記事では、心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのポイント、
1.間取りと建具編
2.照明編
3.冷え対策編
4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編
から「暮らしやすさのためのちょっとした工夫編」をお送りしました。
今回はその続編です。
■固定観念からの開放で、より快適な住まいに
コンセントは床から約30cmという低い位置に作ることが多いですが、「絶対に低い場所に作らなくてはならない」という決まりはありません。
年齢を重ねると「屈(かが)む」という動作によって腰や膝が痛むことも増えます。
だったら、屈まなくても良い位置にコンセントを設置すればいいのです。
「普通はこうだから」
「そうするのが一般的だから」
そんな考えに縛られることなく、そこで暮らす人にとって何が一番快適なのか? を追求し、提案してもらえるのも、建築家との家づくりのメリットのひとつです。
■快適性だけでなく安全性も重要
床材を足触りの良い柔らかいものにしたり、表面にあえてザラザラの加工を施して滑りにくくする、といったことも50代60代の家づくりではよくあります。
快適性だけでなく、将来的に足腰が弱ってしまった時の安全性についてしっかり考えることも、終のすみかの設計には重要です。
■終のすみかも十人十色
ここでご紹介した終のすみかに関する家づくりの工夫は、ほんの一例です。
価値観やライフスタイルは人それぞれ。
そんな十人十色のご希望に応えて、オーダーメイドの家づくりができるのが建築家との家づくりの魅力です。
50代60代からの家づくりで疑問や不安がお有りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。