2023.01.12
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【7】
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第7話となる今回は、建て替えのデメリット「セットバック」についてご紹介します。
第1〜6話をまだご覧になっておられない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
■場合によってはセットバックが必要
現在の建築基準法では、家に接する道路は4m幅以上(地域によっては6m幅以上)の道路に2m以上接していなければならない、という決まりがあります。
しかし実際には1.8m(もしくは3.6m)といった道路がたくさんあります。これは自動車が一般的なものではなかった時代の基準で整備された道路です。
今お住まいの家が現在の法規に則ったもの(家に接する道路が4m幅以上)であれば問題ありません。
しかし、そうでない場合はご自宅の敷地の外構や塀の一部を削って、接道を現在の基準に合わせる必要が出てきます。
これをセットバックと言うのですが、リフォームの場合、このセットバックは不要です。
■同じ予算をかけても同じ大きさの家を建てられないかも?
昔よりも坪単価が上がっているところが多いので、同じ予算だと同じ大きさの家を建てられないこともあります。
あらかじめ減築を考えている場合は問題ありませんが、建て替えることで意図せず家が狭くなってしまうのは少しもったいないですね。
■家づくりは十人十色、まずはご相談を
リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介してきた全7話、いかがでしたか?
代表的なメリットやデメリットをご紹介してきましたが、家づくりは十人十色です。
家づくりに関するご希望や悩み事がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。