2023.01.24
知ってるようで知らない建築家の話【3】「建築家との家づくりに向いている人・向かない人」
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
前回の記事では建築家との家づくりが非常に自由度の高いものであるということをご紹介しました。
しかし建築家との家づくりには、「自由度が高いからこそ不向きな方」もいらっしゃいます。
■そもそもそんなに強いこだわりがない
建築家との家づくりに向いているのは、一般的なハウスメーカーでは対応が難しいと言われるような「どうしてもやりたいことがある」という方です。
どうしてもこの土地に建てたい、どうしてもRC造にしたい、どうしてもリビングはこれだけの広さが欲しい、どうしてもお気に入りのメーカーの設備を導入したい、どうしてもこの建具を使いたい、この照明を使いたい、家具や収納を家に合わせたオリジナルで造作してほしい、細部に至るまで自分の好みで家づくりがしたい…etc-
前回の記事でもご紹介した通り、決まった規格がない建築家との家づくりは本当に自由です。だからこそ、決めなくてはならないことがたくさんあります。
その過程を楽しめる方なら良いのですが、
・長期間、長時間打ち合わせは面倒
・コスパ最優先
・普通でいい
・そもそもそんなに強いこだわりがない
という方にはむしろ建築家との家づくりは向いていません。そういう方はある程度、選択肢が絞り込まれた規格住宅の方が適していると言えるでしょう。
■現物を見て安心して買いたい
注文住宅は現物を見て購入できるわけではありません。契約後に工務店や建築家と共に作り上げていくことになります。しかも家の完成まで数年がかりになることも…。
「形のないものに大きなお金を払うのは不安」
「現物を見て安心して買いたい」
という方にはあまり向いていないかもしれません。
■まずはお気軽にご相談を
弊社では、
「今すぐ購入を考えているわけではない」
「とりあえず建築家との家づくりについて知りたい」
という方のお問い合わせも大歓迎です。
家を建てるとなれば、いずれにせよ何社かの住宅会社さんを回られるでしょうし、弊社の場合、初めてお問い合わせいただいてから家が建つまでに10年近くお付き合いさせていただいたお施主様も少なくありません。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。