2023.02.14
家づくりの定説(セオリー)を疑ってみようシリーズ「そのシューズ・クローク、本当に必要?」
家づくりについて
こんにちは! 上村工建の上村です。
「家を新築するなら流行りのシューズ・クロークを設置しよう」と思っておられる方は多いのではないでしょうか?
■シューズ・クロークとは?
シューズ・クロークとは、玄関クローク、シューズ・イン・クローゼット、土間収納など、さまざまな呼び方がありますが、総じて土足で入れる玄関収納のことです。
靴の他にもコートや傘、ベビーカー、ガーデニング用品、ゴルフバッグ、キャンプ用品など、いろいろなモノの収納に使われます。
日頃からシューズ・クロークに靴を収納する癖をつけておけば、玄関を常にスッキリと保つことができ来客時も安心。花粉の季節などは、コート類を居室に持ち込まずに済むので、アレルギーのある方にはそういう点でも便利です。
■シューズ・クロークをデッドスペースにしないためには…
うまく作れば非常に便利なシューズ・クローゼットですが、動線が悪いとあまり活用されず、デッドスペースになってしまう…という例も実は結構あるそうです。
「来客から見えないように」と設けたシューズ・クロークが結局使われず、靴も玄関に脱ぎっぱなし。結果的に、ただ玄関を狭くしてしまっただけ…、なんてことになってしまったら、すごく残念ですよね。
シューズ・クロークを設ける際は「何をどのくらい収納するのか?」「動線は?」「そもそも本当にシューズ・クロークが必要か?」などを、一度しっかりと考えてみるのがおすすめです。