新築住宅
建築家・スタッフの声
ソラニクロ 邸 加藤智貴(建築家)
Vol.050津市ソラニクロ 邸
初回打合せの家に対するイメージのヒアリングで 「2階部分がこんな感じで飛び出して・・・」とI様自ら簡単なスケッチ描きながら打ち合わせは始まりました。
「部屋のイメージは白をベース」とか「螺旋階段がいい」とか色々と項目はあがりましたが、 全てがこのスケッチのイメージを基に進んで行きました。
敷地も建物の形状を生かせるよう角地を探し、図面でイメージを確認しながら敷地を探しました。敷地が決まり、その敷地の形状とI様ご夫婦とのライフスタイルをすり合わせ平面計画を進め、また模型でボリューム・色合いや道路から見た建物の形状、何より当初のイメージを確認して立体的な計画を進めました。
設計打合せはもちろん工事が始まってもいろいろな意見や提案が出てイメージを具現化出来たと思います。そしてI様ご夫婦とはいつも和んだ雰囲気で、友人と家についてあれこれ話しあっているような感じで、とても楽しく打合せが出来た記憶があります。
現場では監督の川喜田さんにいろいろ無理を聞いてもらったり、技術的な相談に乗ってもらったりして、イメージどおりの完成に至ることが出来ました。
引き渡しのとき、光が差し込むリビングでI様ご夫婦がこれからの生活の準備を楽しそうに話しているのを見て、明るい笑いの絶えない家になると確信しました。