早いものでもう秋ですね。運動会などイベントごとの多い季節。店先では来年のカレンダー等が目に付くようになってきました。今年も残すところあと少しです。たぶん、気がついたらお正月という感じなのでしょうね。一年が過ぎ去るのが早く感じられるようになってきました。子供の頃と比べて一年の長さが違うような気がします。
年をとった証拠でしょうかね…。
さて、今回は　『建築家との家造り』　のさわりの部分について書いてみようと思います。

私たちが提案しているのは“建築家との家造り”です。最近では、街の書店で販売されているメジャーな住宅雑誌にもさまざまな建築家が紹介されています。手にとってご覧になった方も多いと思います。皆さんは“建築家との家造り”に対してどのようなイメージをお持ちですか？よくも悪くもさまざまな意見や感じ方があるのでしょうね。よく伺う話では“素敵だとは思うけど私たちにはちょっと…”“なんか高価そう…”“自分たちは特にイメージをもってないのでやってはみたいけどできなさそう…”などです。
確かに家を気軽に家電製品のように買っちゃいたいという方には不向きかもしれませんね。建築家や私たちと様々なことを話し合いながら、文字どおり家を造り上げていく作業が必要です。あと数ヶ月で一瞬にして建ててしまいたいとうい方にも・・・。

では、建築家との家造りって何なの？ということなのですが・・・
基本は家を建てられるお施主様の性格やライフスタイル、嗜好にあわせた居住空間や形を一緒に考えて家を造りましょう。ということだと思います。その嗜好の部分がデザインになるのですかね。いろいろな話を何回も重ねながら自分たちが建てる家はどんな形でどんな素材を使ってどんな空間にするかを決めていって最終的に皆さんが雑誌等でご覧になっている家になっていきます。
部分的にここはいいというところはたくさんあってもすべてこのままでいいというお家は少ないと思います。でも、住まわれる方のことしか考えていない家ですから当然ですよね。予算から性格から住まい方、嗜好まで一緒なんてありませんからね。話をしていると今まで自分たちはこう思っていたけど話をしていたらなんか違っていたかもしれないね…なんてこともよくあります。

家の建てかたは前回も書いたようにいろいろあります。ほとんどの人には一生に一度あるかないかの大仕事ですよね。ちょっと？？時間をさいて、自分のこと家族のことを考えながらどんな空間が自分たちにあっているのかを考えてみるのもいいとおもいますよ。
最終的に建築家で家を建てなかったとしても話していた内容は決して無駄にはならないような気がします（かなりの面倒くさがりのかたには苦痛でしょうが）。最終的に住んでみて家を建ててよかったなと思えるようにしたいですね。