新築住宅
fur_house / flap
建築家/高橋吉昭/一級建築士事務所 ステラジアン
コメントのんびりと広がる田園風景、調整区域である敷地に建築するのは、時間を要するがその価値は十二分にある。住宅団地や都市部には集って住む感覚があるが、調整区域は職と住の関係を強く感じる。
つまり、何かを生み出す土地。そんな土地には、大屋根が良い。土地の伸びやかさの象徴である、大屋根はゆったりと家族の空間を抱き、深い軒は強い日差しを淡い色調へと変換する。
和の要素をふんだんに用いた空間のお披露目には、今少し時間を要しますが、周囲が実りの色合いに変わる頃、この住宅が始まります。