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2022.05.31
家づくりについて
夜見ても美しい上村工建の家シリーズ「Donel」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回ご紹介する「夜見ても美しい上村工建の家」は、前回の施工事例でご紹介したエステティックサロン「Donel」様です。 日中の様子ももちろん素敵な「Donel」ですが、夜、光が漏れ出すお店の様子はさらに良い雰囲気で、訪れる人をどこかホッとした気持ちにさせてくれます。 改修工事の際、エアコンの室外機がお店の正面に来ないよう苦心して側面に配置した、というエピソードがあるのですが、そうして細かなところにも気を配った結果、外観・内観とともにゲストを温かく迎えるお店が完成しました。 ■「自分へのご褒美」タイムに 「Donel」の店内は、酵素浴を楽しむ浴槽、その浴槽に隣接したシャワールーム、シンプルで落ち着いた雰囲気のカウンセリングルーム、落ち着いて身支度を整えられるドレッシングスペースなど、ゲストがゆっくりと寛ぐための空間が設えられています。 まさに、自分へのご褒美タイムにふさわしい場所。 「落ち着いた癒しの空間」という店舗改修のコンセプト通りの仕上がりです。 ■「夜見ても美しい上村工建の家」シリーズは今後も随時ご紹介予定 日頃は住宅をご紹介することが多い「夜見ても美しい上村工建の工建の家」シリーズですが、今回は店舗の事例をご紹介しました。いかがでしたか? 今後もさまざまな事例を随時ご紹介予定です。ぜひチェックしてみてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.05.26
家づくりについて
施工事例「Donel」様
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回ご紹介する施工事例は、三重県で大人気、酵素浴ができるエステティックサロン「Donel」様の店舗改修事例です。 ■コンセプトは「落ち着いた癒しの空間」 「Donel」は、訪れたゲストが心から寛げる空間を提供したい、という想いから1日3組限定で営業されているエステティックサロンです。 店舗改修のコンセプトも自然と「落ち着いた癒しの空間」となりました。 テーマカラーは酵素浴の浴槽を想わせるグレー・木の色・黒。 また、たっぷり観葉植物を置き、酵素風呂の浴槽から出た後、ふかふかした土のような酵素が 体からこぼれるため、シャワーを浴びた後に足元が汚れないような動線にしたいといったご要 望もありました。 ■多くの制約を工夫で乗り切りイメージ通りの店舗に… 今回の改修工事ではテナント故の制限や、付けたいものを付けたいところに付けることが出来ない等、さまざまな「想定外」が起こりました。 しかしそんな中でも現場は進行していきます。 都度たくさん話し合って、着実に改修を進めていきました。短期間の内に決定していただかなければならないこともあり、お施主様にはかなり集中して頂いたと思います。 お施主様のセンスに助けられたところも多くありました。 結果、お施主様らしいシンプルで落ち着いた癒しの空間を実現することができました。
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2022.05.24
家づくりについて
三重県に建てる家ならではの工夫
こんにちは! 上村工建の上村です。 三重県は、夏は40°を超えるような暑さになることもあれば、冬は雪が積もるような寒さに見舞われることもあります。 (地域によって異なります) そこで今回はそんな「三重県に建てる家ならではの工夫」についてご紹介してみたいと思います。 ■玄関に滑りやすいタイルを選ばない 三重県北部は雪の多い地域なので、屋根から雪が落ちてこないよう、「雪よけ」を付けたりすることもあります。 晴れた後に雪だけが残り続けることもあるので、 防水は特にきちんとしなければなりません。 また、雪が降ると滑りやすくなるので玄関に滑りやすいタイルを選ぶのは NG! ノンスリップのものを選ぶようにご案内しています。 ■沿岸部は塩害に注意! 三重県の沿岸部では、塩害に注意する必要があります。 エコキュートの室外機なども錆びやすいので、室外機の周りに小屋を建てて隠した事例もあります。 ■台風が直撃することもあるけれど… 窓まわりに雨戸をつけると、どうしても見た目がモッサリしがちなため、積極的に雨戸をつけようとする建築家の先生は少ないです。 三重県は台風が直撃することもありますし、当然のことながら雨戸がないよりあった方が安心・安全です。 ただ今のところ、弊社が手がけた住宅の中で、台風などで窓ガラスが割れたという事例はありません。 立地条件や、どんな外観にしたいか、に応じて建築家の先生とよく相談するのがオススメです。 ■ご相談はお気軽に 三重ならではの家づくりの工夫、いかがでしたか? もし他にも「三重県のこんな土地に家を建てたいがどうしたらよいか?」といったご相談があれば、どうぞお気軽にお寄せください。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.05.19
家づくりについて
家づくりのコスト調整はここでする!【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 3回に渡ってお届けしてきた家づくりにおけるコスト調整のコツも、今回がとうとう最終回です。 今回お届けするコスト調整のポイントは「照明」です。 ■家には、おびただしい種類・数の照明が使われている 家の中で使われる照明には、たくさんの種類があり、その総数はおびただしい数になります。 新築住宅の場合、約6〜20種類、約50〜80個の電球が使われるのが一般的です。 ですから照明機器の価格を一個あたり1000円抑えるだけでも、全体的に見ると大きなコストダウンに繋がります。 もちろん照明の数そのものを抑えるのもひとつの手ですね。 ■電気工事にまつわる四方山話 ここからは本筋とは少し違う四方山話なのですが、弊社がいつもお願いしている電気工事屋さん、凄いんです。 打ち合わせに無かった場所に 「ここにも電気を引きたい」 と急にお施主様が仰った時、 「そう言われると思ってすでに配線してあります」 ということがよくあります。 (もちろん100%ではありませんが) 打ち合わせ時点では分からなくても、現場を見たらここに電気が欲しいって言われそう…という場所が経験で分かるのですね。 はい、うちの職人さんたちが凄いという自慢でした。 ■絶対実現したい夢を叶えるために 3回に渡ってお届けしてきたコスト調整のコツ、いかがでしたか? 家づくりにおいて絶対に実現したい夢を叶えるためにも、調整できるポイントはしっかりと調整しましょう。 もちろんスタッフも全力でサポートさせていただきます。どんなことでもお気軽にご相談下さいね!
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2022.05.17
家づくりについて
家づくりのコスト調整はここでする!【中編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回も前回に引き続き、家づくりのコスト調整をしやすいポイントについてご紹介していきたいと思います。 ■フローリングの貼り方ひとつでコストが3〜4倍違う 斜めに貼ったフローリングは、とてもおしゃれで見栄えがいいですよね。弊社でもご希望になるお客さまがたくさんおられます。 しかし斜めに貼るフローリングは、通常のまっすぐ貼るフローリングに比べると、値段が3〜4倍上がります。 大工さんの手間も掛かるので、その分工期が長くなりますし、材料も斜め用のものは高いんです。 でも貼ると可愛い……。悩むところです。 ■外壁や内壁の裏技 外壁や内壁を左官屋さんで仕上げてもらうと良い味が出て、とても素敵な仕上がりになります。 しかしそうした施工は手仕事の量が多いので、どうしても工期が長くなりコストが嵩んでしまいます。 そんな時は「左官屋さんではなく塗装屋さんの仕上げ材を選ぶ」という裏技があります。 塗装屋さんはローラーや吹き付けという手法を使うので、左官屋さんより日数が少なく済むからです。 本当はコテ独特のムラを残した壁にしたかったけれど、コスト的に無理…という場合は、せめてローラーを使うことで陰影を出し雰囲気を出します。 >>後編に続く
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2022.05.12
家づくりについて
家づくりのコスト調整はここでする!【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 どんな家づくりにも予算の上限は存在します。「絶対に叶えたい事」を実現するためには、他の部分でコストを調整することも大切ですよね。 そこで今回は、家づくりのコスト調整をしやすい箇所についてご紹介したいと思います。 ■お風呂・トイレ・キッチンは調整しやすい場所 お風呂やトイレ、キッチンは比較的コストの調整がしやすい場所です。 水回りはついつい最新の物を入れたくなってしまいがちですが、極端な話、トイレなんて「流せる」「ウォシュレットが付いている」で基本的な用途は満たしているはずです。 もちろん「どうしてもこのトイレを入れたい!」「このトイレを入れるのが夢だった」という場合はその限りではありません。 でもそうでないなら水回りの設備でコスト調整をして、予算を注ぎ込みたいところにしっかり注ぎ込むというのもひとつの方法です。 ■面積が広い部分は、単価を下げるとコストカットに繋がりやすい タイルや床材、壁のクロスなどは面積が大きい分、ランクを少し下げるだけで数万円〜数十万円コストが下がることがあります。 ランクを下げると言っても、似た色、似た柄などで代替しやすいので、当初のプランからそれほど大きくイメージが変わらないのも良いところです。 >>中編に続く
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2022.05.10
家づくりについて
上村工建家づくり奮闘記「父母との思い出を辿るような家」【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回も前回に引き続き、古い平屋のリフォーム案件「父母との思い出を辿るような家づくり」の家づくりエピソードをご紹介していきたいと思います。 ■ノスタルジックな雰囲気を大切に 今回のリフォームは「不便でもいい。父母との思い出を辿るような家づくりをしたい」というお施主様のご要望がありました。 そこで、壁は通常のクロスではなく古い土壁を採用。電気配線も今風にスッキリ隠すのではなく、あえて昭和のテイストを残した電気スイッチを設置しました。このスイッチは、電気工事を担当する業者さんが方々から探してきてくれたものです。 また玄関の照明も、パナソニックやコイズミといった通常の商品カタログからは「これ!」というものがやはり見つからず、手作りの一点物などを販売しているポータルサイトから、「傘と裸電球のみ」のシンプルかつノスタルジックな造形の照明を探してきて設置しました。 余談ですが、よくある既製品の中から欲しいものが見つからない時は「ミンネ」などの手作りサイトに出品されているアイテムを探してみると、お手頃価格で良いものが見つかる…ということが結構ありますよ。 ■水回りは綺麗な新品を 今回のリフォームは、基本的には利便性よりノスタルジックな雰囲気を大切にする家づくりを行いましたが、水回りだけは綺麗な新品を導入しました。 こちらは奥様のお好みです。 これにより、ご希望のテイストと利便性を両立した家が完成しました。 ■リフォームも建築家に相談すると一味違う仕上がりに 建築家との家づくりは新築だけのように思われがちですが、リフォーム案件にも建築家の腕が振るわれることは珍しくありません。 家が古くなってきて、リフォームするべきなのか? 建て替えるべきなのか? と悩まれている方は、お気軽にご相談くださいませ。 家の状態やライフスタイルに合わせて、建築家とともに最適なご提案をさせていただきます。
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2022.05.05
家づくりについて
上村工建家づくり奮闘記「父母との思い出を辿るような家」【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回お届けする上村工建の家づくり奮闘記は、古い一軒家のリフォーム案件です。 ■「また上村さんに頼みたい」 こちらの案件は、奥様のご実家の隣に建つ小さな古い平屋をリフォームしてほしい、というものでした。 ちなみに、このお施主様は15〜16年ほど前に弊社で新築の家を建てて頂いたことがあるお施主様で、ご依頼時にこんなお言葉をいただきました。 「以前、上村さんに建ててもらった家での暮らしが本当に楽しかったから、また上村さんに頼みたい」 地域に根ざして半世紀以上経つ弊社では、こういう案件が少なくありません。 親・子・孫と3代にわたって家づくりをご依頼いただくこともあります。 実際に家を建てて、そこに長年暮らしてみて、本当の満足が得られなければ「再び上村工建で家を建てよう」とは思っていただけないでしょう。 だからこそ、こうしたお言葉は本当にうれしいものです。 ■不便でいい…、父母との思い出を辿るような家づくり このリフォームのコンセプトは 「不便でいい。父母との思い出を辿るような家づくりがしたい」 というものでした。 そのコンセプトに沿って、壁は通常のクロスではなく古い土壁を。 電気の配線も、ビニールのカバーをあえて使い昭和を思わせる電気スイッチを方々探し回って採用しました。 >>後編に続く
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