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2022.09.29
家づくりについて
輸入ものの照明器具にはある程度のリスクがあることを知っておこう
こんにちは!上村工建の上村です。 家づくりにおいて、照明はその空間の雰囲気を決定づける、とても重要な要素のひとつですよね。 そのため、お施主様も照明選びにはかなりこだわられる方が多いです(建築家も照明にはすごくこだわります)。 中には国内メーカーのラインナップからピンと来るものがどうしても見つからず、輸入ものの照明をご自身で購入されるお施主様もいらっしゃいます。 しかし、実は輸入ものの照明にはいくつかのリスクがあることをご存知でしょうか? ここでは、そうした海外から輸入した照明機器を用いることで起こった「こんなはずじゃなかったのに」というエピソードをご紹介したいと思います。 ■輸入照明のよくあるトラブル3選 1.調光機能が使えない 調光機能が使えないというのは、輸入ものの照明機器には割とよくあることのようです。 2.天井に取り付けるための金具がない 日本で照明機器を購入すると、大抵が天井に取り付けるための引掛けシーリングという金具が付属しています。 しかし輸入ものの照明にはそれがついていないことも珍しくありません。その場合、金具を加工する必要があります。 3.コンセント・コード・ソケットなどが日本の規格と違う 日本で使える規格に修理してくれる業者さんなどもあります。 でも「買ったらそのまま使える」と思っているとショックかもしれませんね。 ■今後もお役立ち情報を随時発信予定 輸入照明に関する豆知識、いかがでしたか? 今後も家づくりに関するお役立ち情報を随時発信予定です。ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね! 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.09.27
家づくりについて
大事故に繋がる可能性大!絶対やってはいけないDIY
こんにちは!上村工建の上村です。 みなさまはDIYにご興味がおありですか? ここ数年で流行り始めたDIY(Do It Yourselfの略)はコロナ禍を経て「流行」から、もはや「文化」の域にまで変化する勢いで人々の生活に浸透していますよね。 Instagramなどでも#diyのハッシュタグが付いた記事が8000万件近く投稿されています。 しかしDIYには、絶対に素人が手を出してはいけない領域が存在します。主に、 ・エアコン取り付け ・屋根や外壁の塗装 ・電気工事 ・水回りの配管 ・住宅の構造に関わる部分 などがそうです。 ■爆発・発火の危険があるDIY 数ある「絶対に手を出してはいけないDIY」の中でも、この夏、特に注意が呼びかけられているのが「エアコンの取り付け」です。 専門の知識や資格がないにも関わらず、自分でエアコンの修理や設置をしようとした結果、作業途中に重症を負ったり、エアコンが破裂・発火したりするという事故が急増しているのが原因です。 たしかに、エアコンの修理や設置には時間も費用もかかります。しかし、お金がかかるのも時間がかかるのも、それがその道のプロにしかできない仕事だからこそ。 安全にDIYを楽しむためにも、自分でやっていいところ・専門家に任せるべきところをきっちりと見極め、事故やケガを防ぎましょう。
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2022.09.22
家づくりについて
「責任の所在が明確な発注」が結局コスパも効率も一番良い【後編】
こんにちは!上村工建の上村です。 前回、前々回の記事では「少しでもお得になるように」と、ご自身で設備などをネット注文した結果、予想外のトラブルやアクシデントが発生してしまい、逆に手間やコストがかかってしまった…という事例をご紹介しました。 今回はトラブルというほどではないものの「節約のつもりで自分で手配をしたら、なんだか残念な結果になってしまった」というケースを番外編としてご紹介します。 ■ああ、建築家によって計算しつくされた美しい外観が…!! 弊社の住宅は基本的に「建築家と共に建てる美しい家」です。 外観も、もちろん建築家によって美しく見えるよう計算し尽くされています。 私たち施工会社は、そんな外観の美しさを損ねることがないよう、エアコンの配管に巻く化粧カバーの色などもきちんと外壁の色と合わせています。 しかし業者さんによっては、化粧カバーの色を全く配慮してもらえなかったり、「化粧カバー仕上げ」ではなく「テープ仕上げ」にされてしまうことも…。 【豆知識】 エアコンの配管に巻くカバーには「化粧カバー仕上げ」と「テープ仕上げ」があります。「テープ仕上げ」は、日に当たるとテープがペラペラ剥がれてしまう等、「化粧カバー仕上げ」に比べて見た目や耐久性が劣ります。 せっかくこだわって建てた大切なお家です。節約すべきところと、そうでないところの見極めは慎重に行いましょう。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.09.20
家づくりについて
「責任の所在が明確な発注」が結局コスパも効率も一番良い【中編】
こんにちは!上村工建の上村です。 家づくりをする上で「お得になる」と思って取った行動が、結果として逆に手間やコストを余計に増やすことになってしまった…ということはよくあります。 前回の記事では【よくあるアクシデントその1】として、ご自身でエアコンをネット注文されたものの、予定通りに物が届かなかったお施主様の事例をご紹介しました。 今回はその続編記事、【よくあるアクシデントその2】をご紹介します ■よくあるアクシデントその2「故障・不具合」 無事取り付けたエアコンがきちんと作動しない、というアクシデントもあります。 しかし、施工会社の管理外で手配された商品や取り付けに関しては、施工会社にはどうして差し上げることもできません。 こうしたケースの場合、エアコン本体に問題があるのか、それとも取り付けに問題があるのかなど、責任の所在がはっきりしないことも多く、問題解決までにかなりの時間や手間がかかることも珍しくありません。 ■施工会社で一括管理するのが結局は効率的でコスパも良い 問題が起こった時、その責任の所在が明確であるというのは、非常に重要なポイントです。 上記のようなトラブルが起こることを考えると、結局のところ設備等は施工会社に一括で任せてしまうほうが効率的で、結果としてコスパも良いことが多いのです。 ■次回はよくあるトラブル番外編 次回は「トラブルというほどではないものの、節約のつもりで自分で手配をしたら、残念な結果になってしまった」というケースを番外編としてご紹介します。 どうぞお楽しみに! >>【後編】に続く
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2022.09.15
家づくりについて
「責任の所在が明確な発注」が結局コスパも効率も一番良い【前編】
こんにちは!上村工建の上村です。 家づくりをする上で、 「余計なコストをなるべくカットしたい」 「できるだけ安くお得に家を建てたい」 と思うのはごく自然な感情ですよね。 しかしお得になると思って取った行動が、結果として逆に手間やコストを余計に増やすことになってしまった…ということはよくあります。 今回はエアコンを例に、そうしたトラブルやアクシデントをいくつかご紹介したいと思います。 ■よくあるアクシデントその1「物が届かない」 施工会社を通して発注するより自分でネット注文した方が安いから…と、ご自身でエアコンを手配されるお施主様が稀におられます。 無事に物が届けばそれで良いのですが、到着予定日になっても届かない、ということもあります。 家はすっかり完成している、引っ越しも完了している、なのにエアコンが届かない…。悲惨です。 気候の良い時期ならまだマシですが、真冬や真夏にエアコンが使えないというのは、かなり厳しいですよね。 しかし無事にエアコンが届き、取り付け工事が完了してもそれで安心とは限りません。 次回の後編では、取り付けたエアコンに故障や不具合があったケースについてご紹介します。 >>【中編】に続く
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2022.09.13
家づくりについて
今やマスト?!「家事室(ランドリースペース)」【後編】
こんにちは!上村工建の上村です。 前回、前々回の記事では、最近の家づくりは家事室(ランドリースペース)を設けるお宅が多いことや、人気のガス乾燥機「乾太くん」についてご紹介しました。 今回は家事室(ランドリースペース)づくりのコツや、「乾太くん」以外のおすすめ設備についてご紹介したいと思います。 ■快適な家事室(ランドリースペース)作りのコツ 洗濯物を干す家事室(ランドリースペース)は、光と風がある程度入る空間であることが必須です。 きちんと換気ができる環境でなければ洗濯物が乾きにくく、また室内にもカビなどが発生しやすくなってしまいます。 換気扇も可能であれば通常より少し容量が大きめのものを取り付けておくのが良いでしょう。 ■水捨て不要の除湿機能が付いた乾燥機「カライエ」 「乾太くんを設置するほどでもないけれど、洗濯物は効率よく乾かしたい」 「建物内部にカビやサビなどが発生しないよう除湿機能を強化したい」 という方には、水捨て不要の除湿機能が付いた乾燥機「カライエ」がお勧めです。 特にモルタルやコンクリートのお家は湿気がこもりやすいため「カライエ」などの除湿対策は大活躍しますよ! ■今後もお役立ち情報を随時発信予定 全3回に渡ってお届けした家事室(ランドリースペース)に関する記事、いかがでしたか? 今後も家づくりに関するお役立ち情報を随時発信予定です。ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.09.08
家づくりについて
今やマスト?!「家事室(ランドリースペース)」【中編】
こんにちは!上村工建の上村です。 前回の記事では、近年「家事室(ランドリースペース)」を希望されるお施主様が急増していることや、ランドリースペースに一押しの設備「ガス乾燥機・乾太くん」についてご紹介しました。 今回は「乾太くん」の設置にあたって、予め注意しておくべきポイントについてご紹介したいと思います。 ■「設備は何でも後付けできる」という認識は大間違い 家づくりに関するよくある誤解のひとつに、「設備はなんでも後付できる」というものがあります。 しかし、実はこれは大きな間違い。 事前にしっかりと配管計画を立てておかなければ、導入できない設備もたくさんあります。 「ガス乾燥機・乾太くん」も、排気をしなければならないので、基本的に外壁の近くでなければ設置できません。「乾太くん」を導入するなら、それを踏まえた上でランドリースペースの配置を考える必要があります。 外壁から離れた位置にランドリースペースを設けると、後から「やっぱり乾太くんを付けたい!」と思っても、場合によっては実現が難しかったり大幅なプラン変更が必要になったりすることもあります。 プランニングの段階で、しっかりと希望を洗い出し、建築家やスタッフとしっかりと相談しましょう。 >>後編へ続く
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2022.09.06
家づくりについて
今やマスト?!「家事室(ランドリースペース)」【前編】
こんにちは!上村工建の上村です。 突然ですが、みなさまのご家庭では洗濯物はどのようにされていますか? 昔は、洗濯物はベランダに干すのが普通でした。重い洗濯物をベランダまで運んで、真夏の暑い中、真冬の寒い中、洗濯物を干したり取り込んだりするのは、実は結構な重労働です。 しかし今はアレルギー対策や防犯対策、近隣からの匂いや虫が付くのを避けるなど、さまざまな目的から「洗濯物を外に干さない前提の家づくり」をされる方が増えていますよね。 そんな背景もあるのか、近年は家事室(ランドリースペース)を作りたいと希望されるお施主様が多くなりました。 そこで今回から3回に渡り、前・中・後編にて、家事室(ランドリースペース)のおすすめ設備や予め知っておくべき注意点などについてご紹介したいと思います。 ■家事室(ランドリースペース)の主役は「乾太くん」? 家事室(ランドリースペース)があれば、洗濯機から出した洗濯物をその場で乾かしたり畳んだりアイロンがけしたりすることができるので、とても効率的です。 そして洗濯物を乾かす設備として特に人気なのが、ガス乾燥機の「乾太くん」です。 「乾太くん」の口コミをネットなどで見てみると、 ・仕上がりがふわふわ ・設置してよかった ・毎日の必需品 ・やはりパワーが違う。電気乾燥機の1/3の時間で仕上がる。 ・もはやホームランドリーの域を超えている と大好評。 実際に弊社で家づくりをされて「乾太くん」を使っておられるお施主様の間でも、評判はすこぶる良好です。 しかし「乾太くん」の設置に関しては、実はあらかじめ押さえておくべきいくつかのポイントがあります。 次回はそれについて詳しくご紹介しますね。 >>中編へ続く
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