-
2022.02.10
建築家インタビュー
建築家インタビュー4「おかやま設計室」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は大好評の「おかやま設計室」の岡山森(しげる)さんと輝子(てるこ)さんのインタビューが、とうとう最終回。 先生方のプライベートな素顔の部分に迫りたいと思います。 ■休日は家族で楽しく ───お休みの日はどんなふうに過ごされているんですか? 休みを取れる時は、家族と過ごす時間を大切にしています。 10歳の息子がいるのですが、好奇心旺盛な時期なのか、本当にさまざまなことに興味を持ちます。彼に付き合っているうちに、私達自身もすごく楽しんでいる、という感じですね。 一緒にカブトムシを山に取りに行って、大量の卵を孵化させたり、キャンプで焚火を囲んだり、釣りをして釣った魚を一緒に捌いたり…。 また私(森 さん)自身は子どもの頃、小児喘息だったため、動物と触れ合うことができなかったのですが、今は息子の希望で犬と暮らしています。 子どもがいるおかげで、私たちの世界も広がっていると感じます。 ■あらゆる視点から家づくりをサポートしてくれる「おかやま設計室」 「おかやま設計室」の岡山森(しげる)さんと輝子(てるこ)さんのインタビュー最終回、いかがでしたか? 「おかやま設計室」は子育てをしながらご夫婦で運営されているので、夫の視点、妻の視点、子育ての視点、子どもが独立した後の視点など、さまざまな角度から家づくりをサポートしてくれるところも心強いですね^^
-
2022.02.08
建築家インタビュー
建築家インタビュー3「おかやま設計室」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は大好評の「おかやま設計室」の岡山森(しげる)さんと輝子(てるこ)さんのインタビュー第3弾! これから家を建てようと思っている方に向けて、お二方からのアドバイスをお届けします。 ■耐震性能はより重要に ───これから家を建てようと思っている方に向けて、建築家の立場から何かアドバイスをお願いします。 私達は三重県や和歌山県といった太平洋沿岸部での家づくりに携わることが多いのですが、これからこれらの地域に家を建てるのであれば、やはり南海トラフへの備えは絶対に欠かすことができない要素のひとつだと思います。 「おかやま設計室」では、原則、耐震等級3相当での設計をご提案しています。無理な開放感よりも、一番は耐震性! 大切なことなので、ぜひ心に留めておいていただきたいと思います。 ■建築家との家づくりは、一般的に思われているよりもずっと身近なもの ───建築家との家づくりに向いている人はどんなタイプでしょうか? 洋服や器、食品などは「作り手の顔が見えるもの」を好む人が多いですよね。 建築家との家づくりは、まさに「作り手の顔が見える家づくり」です。 日常生活で買い物をする時、どこの誰がどんな思いで、どんな考え方に基づいて作ったものなのかが分かる物のほうが安心だ、と感じる方なら、建築家との家づくりに向いておられるのではないでしょうか。 設計事務所は「敷居が高い」と思われがちですが、実際はそんなことはありません。 あまり気負わず、まずは軽い気持ちで会ってみてくださいね。 >>建築家インタビュー4へ続く
-
2022.02.03
建築家インタビュー
建築家インタビュー2「おかやま設計室」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は「おかやま設計室」の岡山森(しげる)さんと輝子(てるこ)さんのインタビュー第2弾をお届けします。 ■言葉と本心が違うことも…ヒアリングは念入りに ───お客さまと接する上で大切にしていることなどはありますか? 家づくりの過程では、夫婦間でご要望が異なることもありますし、奥様か旦那様のどちらかが遠慮して、あまり積極的に要望を口にされないこともあります。 また、言葉と本心が違うこともあったりします。例えばご主人が、本当は引きこもれる空間が欲しいのに家族に気兼ねして本心を言い出せず、「私室は必要ないよ。広いところで子ども達とゴロゴロできれば良い」と言っちゃう…なんてことも。 もちろん、本当の要望を伝えられないまま家づくりをしても満足できる家は完成しません。 だから私達は、お客さまのご要望をしっかりとヒアリングすること、そして家族みんなの要望をきちんと洗い出し、みんなが納得できる着地点を見つけることを特に大切にしています。 ちなみにヒアリングを行う際には、独自の「100の質問」シートを使っています。 これは、お施主様の好みや趣味を家づくりに反映するのは勿論のこと、単純に「お客さまのことをよく知りたい」「この出会いを大切にしたい」という思いから、使うようになりました。 このシートから話題が広がって、お打ち合わせが楽しく盛り上がることもよくあるんですよ^^ >>建築家インタビュー3へ続く
-
2022.02.01
建築家インタビュー
建築家インタビュー1「おかやま設計室」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回から4回に渡って、久しぶりに「建築家インタビュー」をお届けします! ご登場いただく建築家の先生は、ご夫婦で「おかやま設計室」という設計事務所をされている岡山森(しげる)さんと輝子(てるこ)さんです。 ■シンプルにつくって、自分らしく暮らす ───「おかやま設計室」の得意分野や建物の特徴などがあれば教えてください。 木造住宅がメインですが、美容室やカフェなどの店舗、福祉施設もいくつか設計させて頂いています。 建物の特徴としては「シンプルにつくって、自分らしく暮らす」がモットーです。 私たちは基本的に、複雑な構造や内装を提案しません。 必要以上に複雑なこと、難しいことをしなくても、十分に豊かな空間を作ることはできるからです。 ───「シンプルにつくる」ことには、どのようなメリットがありますか? 家族のライフスタイルや好み、考え方は、ライフステージなどに応じて刻々と変わっていくものです。 今だけを見て、 「こんなテイストの内装にしたい」 「子ども部屋がたくさん欲しい」 「収納がたくさん欲しい」 と、要望を詰め込みすぎてしまうと、子どもたちが独立した時や自分たちが年をとった時などに、家とライフスタイルがミスマッチを起こしてしまう、ということは珍しくありません。 少しゆとりを持って、あえてシンプルにつくることが、長く心地よく暮らせる家づくりにつながると私たちは考えています。 >>建築家インタビュー2へ続く
-
2021.07.15
建築家インタビュー
建築家インタビュー「岡本一真先生編4」
こんにちは! 上村工建の上村です。 全4回に渡ってお届けしてきた建築家インタビュー、岡本一真先生編も、とうとう今回が最終回! 今回は、岡本先生のプライベートな素顔の部分に迫りたいと思います。 ■休日は家族とのんびり ───お休みの日はどんな風に過ごしてらっしゃるのですか? コロナ騒動が起こる前は、家族で「陶器まつり」や「あかりの祭典」といった地域のお祭りに行ったり、レジャーを楽しんだりしていました。 でも今は、近所の公園で子ども達とキャッチボールを楽しむくらいですね。 ───ご趣味などはあるんですか? 特に「これにハマッている!」というようなものはないんですよ。 ですが、釣りやゴルフなど、自然を楽しめそうなものには、とても興味があります。 いろいろなことが落ち着いたら、骨董市などにも行ってみたいですね。 ───ご興味の幅が広いですね。 確かに、広くいろいろ知っていたほうが良い職種ではあるかもしれません。 引き出しが多ければ多いほど、お客さまとの話も盛り上がるし、共感もしやすい。ひいては、お客さまの好きなデザインも掴みやすくなると思いますので。 ■次回は岡本先生が手掛けられた施工事例をご紹介 建築家インタビュー・岡本一真先生編、いかがでしたか? 次回は、岡本先生が設計を手がけられた施工事例「尾高高原の家」をご紹介予定です。 どうぞお楽しみに!
-
2021.07.13
建築家インタビュー
建築家インタビュー「岡本一真先生編3」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、建築家・岡本一真先生のインタビュー第3弾! 「これから家を建てよう」と思っている人に向けて、岡本先生にアドバイスをいただきました。 ■家づくりの満足は、一生続くものでなければならない ───「これから家を建てよう」と思っている人に向けて、建築家の立場から何かアドバイスがあればお願いします。 これは、恩師でもある上田篤先生の教えでもあるのですが、私は、 「マイホームは、一過性の夢であってはならない」 と考えています。 家を建てた直後だけ満足して終わり…ではなく、その満足が一生続く家づくりをすることが大切。 そのためには、やはり日本の風土や気候に合う家づくりが必要です。結果的に、それが家を長持ちさせることに繋がりますから。 長く住むのであれば、地域に馴染む家であるということも大切ですね。周辺の街並みに調和したデザインも、重要な要素のひとつです。 また、予算との兼ね合いなどもあるとは思いますが、できるだけ環境に配慮した自然な素材を使うこともお勧めです。 ■次回はとうとう最終回! 岡本一真先生による建築家インタビュー第3弾、いかがでしたか? 次回はとうとう最終回! 岡本先生のプライベートな素顔の部分に迫ります。どうぞお楽しみに(^^)
-
2021.07.08
建築家インタビュー
建築家インタビュー「岡本一真先生編2」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、建築家インタビュー「岡本一真先生編」の第2弾をお届けします。 お施主様の心にそっと寄り添うような、岡本先生ならではの家づくりのエピソードを伺いました。 ■家づくりの夢は一過性ではなく、ずっと続くものでなくてはならない ───前回のインタビューでお答えいただいた「人の心のありように寄り添う家づくり」の、具体的なエピソードなどがあれば教えてください。 そうですね、たとえば「雨を楽しむ家」というご依頼を頂いた時は、あえて軒を低くしたり、雨樋をつけない箇所を作って、雨が落ちる風景や音を楽しめるような家づくりをしました。 ───風流ですね! ステキです。でも、すごく難しそうというか、完成形を想像しにくいご要望ですね。 そうですね。どんなご依頼でもそうですが、やはりお客さまとしっかりコミュ二ケーションを取ることが大切です。 明文化されたご要望だけでなく、お客さまの表情や声のトーン、仕草などから、言葉の奥にある想いまでキチンと汲み取ることができるよう、心がけています。 ■次回は「これから家を建てよう」と思っている方に、岡本先生からのアドバイス! 岡本先生のインタビュー第2弾、いかがでしたか? 次回は、「これから家を建てよう」と思っている方に向けて、岡本先生からアドバイスを頂きます。 どうぞお楽しみに!
-
2021.07.06
建築家インタビュー
建築家インタビュー「岡本一真先生編1」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今月も大人気「建築家インタビュー」シリーズをお届けします。 今回ご登場いただくのは、伝統的な日本建築に定評のある建築家・岡本一真先生。 先生が今のスタイルを確立されるまでの経緯や、建築家として大切にされていることなどについて、詳しくお話を伺いました。 ■恩師との出会いで、日本建築の心に触れる ───先生の建物の特徴・傾向などを教えてください。 日本の気候や風土、歴史を踏まえた、伝統的な日本建築の特徴を兼ね備えた住宅の依頼をお受けすることが多いですね。 それぞれの土地に適した、季節の移ろいや自然の恵みを享受できる家づくりを大切にしています。 ───そうした伝統的な家づくりのスタイルを確立するに至るキッカケは、何かあったのですか? 大学では、コンセプトを重視する現代建築のつくり方を学ぶので、私も最初はモダンな建築をデザインしていました。 しかし、大学の博士課程に進み、京都精華大学の非常勤講師に従事した際、京都大学の偉大な先輩である上田篤先生に師事したことで、人の心の有りように寄り添う、伝統的な日本建築の奥深さを学びました。 ■次回も引き続き岡本先生のインタビューをお届けします 岡本一真先生の建築家インタビュー第1弾、いかがでしたか? 次回も引き続き、岡本先生にいろいろなお話を伺います。どうぞお楽しみに!
-
2021.05.13
建築家インタビュー
建築家インタビュー 「植村康平 先生編 4」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、建築家・植村康平先生のインタビュー最終回です。 植村先生のプライベートなお話や、読者の皆さまに向けてのメッセージなどを伺いました。 ■ひったくり被害に遭ったアジア旅行も、今となってはいい思い出 ───休日はどんなことをされているんですか? ご趣味などはありますか? 休日は子ども達と一緒に公園へ行ったり、時々はお弁当を持ってハイキングに行ったりします。お弁当を自分で作ったりもしますよ。料理、結構好きなんです。 趣味は、最近は全く行けていませんが、昔は旅行が好きでした。 学生の頃、ベトナムなどのアジア諸国を旅したのは楽しかったですね。カンボジアでは、初日にひったくり被害に遭って怖い思いをしたこともありましたが、今思えば良い経験です(笑) ■設計事務所は、実はそれほど敷居の高い場所じゃない ───最後に読者の皆さまに向けてのメッセージをお願いします。 そうですね。設計事務所や建築家なんていうのは、依頼するのにすごくハードルが高いようなイメージを持たれがちなんですが、実際はそうでもないんですよ。 だから、お気軽にいろいろご相談頂ければ良いなと思います。 ■次回は、植村先生が講師を勤めてくださったセミナーの模様をご紹介 建築家・植村康平先生のインタビュー最終回、いかがでしたか? 次回は、植村先生が講師を勤めてくださった「家づくりセミナー」の模様をお届け予定です。どうぞお楽しみに!
-
2021.05.11
建築家インタビュー
建築家インタビュー 「植村康平 先生編 3」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・植村康平先生のインタビュー第3弾! 「これから家を買おう」と思っている人に向けて、植村先生にアドバイスしていただきました。 ■ご要望はすべて遠慮なくぶつけてほしい ───これから「家を買おう」と思っている人に向けて、建築家の立場からアドバイスがあればお願いします。 家づくりをする際は、すべてのご要望を遠慮なく建築家にぶつけてほしいと思います。 というのも、慣れてくると「実はこんなこともしたかったんですが…」と本音がポロポロ出てくることも多いのですが、最初の内は、皆さんどこか遠慮してしまうらしく、自己判断でご要望を我慢されてしまうことが多いのです。 「書斎が欲しいけど言いだせない」というご主人なども、割といらっしゃいますよ。 ですが、どんなご要望でも、一度すべてぶつけてもらえれば、工夫次第で実現できることもあるかもしれません。だから遠慮なく、ご要望はすべて出してみてください。 あと、土地選びの段階から建築家にご相談いただければ、家づくりは上手くいきやすいと思います。 一般の人が土地だけを見て「そこにどんな建物が建つか」を想像するのは難しいものです。予算計画が現実と合致していないこともよくあります。 あまり知られていませんが、建築家は土地探しから付き合ってくれる人も多いのです。ですから、家づくりをするなら、なるべく早い段階から建築家を入れることも検討してみてくださいね。 ■次回は植村先生のプライベートに迫ります 植村先生からのアドバイス、いかがでしたか? 次回は、とうとう植村先生のインタビュー最終回! 先生のプライベート情報や、読者の皆さまに向けてのメッセージなどをお届けする予定です。どうぞお楽しみに。
ブログ
Blog