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2020.12.29
家づくりについて
年末のご挨拶
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、とうとう今年最後の投稿となりますので、この場を借りて、年末のご挨拶をさせて頂きたいと思います。 ■新たな取り組みも、皆さまの支えあってこそ 2020年は、多くの試練があった年でした。未知の病気の蔓延、まさかのオリンピックの延期、外出自粛要請…。 しかしそんな中でも、弊社ではSNSでの情報発信という新たな取り組みを始め、それに対して多くのお客さまからご支持を賜ることができました。これは弊社にとって、大きな一歩だったと実感しております。 すべては、支えてくださる皆さまあってこそのもの。日々感謝です。 今後も、本来の業務である家づくりに邁進することはもちろんのこと、建築家との家づくりの魅力をしっかりお伝えできるよう、さまざまな情報発信にも努めて参ります。 来年春には、ホームページも新たにリニューアルオープン予定です。こちらも、ぜひご期待頂ければと思います。 年末、何かとご多忙とは存じますが、 皆さまお体にお気をつけて、良き新年をお迎えくださいませ。 来年もどうぞ上村工建をよろしくお願い申し上げます。
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2020.12.26
お知らせ
年末年始休業に関するご案内
誠に勝手ながら、下記の期間は年末年始休業とさせていただきます。 2020/12/28(月)~ 2021/1/6(水) ※ 2021年1月7日(木)からは、通常どおり営業いたします。 皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
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2020.12.24
家づくりについて
家づくりのフロー5「間取り決定への道〜家族間で意見が割れたら?〜」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、家づくりのフロー「間取り決定への道」をお届けします。 テーマは「家づくりの過程において、家族間で意見が割れたら?」というお話。 実は家づくりの過程で、ご主人・奥様・お子さまの間で意見が割れてしまうことは、珍しくありません。 時には喧嘩に発展してしまうことも……。 そんな時、どうすればいいのか? 上村工建ではどのように対応しているのか? ということについて、ご紹介していきたいと思います。 ■「喧嘩できるなら、まだマシ」という考え方も 楽しいはずの家作りの最中に、家族間で意見が分かれてしまい、喧嘩になったりギクシャクしたりしてしまうのは、残念なことですよね。 しかし中には、自分の要望をうまく表現できず、喧嘩にさえならないという場合もあります。 そう考えると、まだ喧嘩になるだけマシ、と言えるのかもしれません。 家族間で意見が割れた時や、ご家族の中にうまく要望を表現できない方がいらっしゃる気配を感じた時、私たち上村工建は、ご家族それぞれからお話を伺います。 その場で言えなくても、個別に伺うことで本音を話してくださる方もいますし、身内だけだと感情的になってしまい、上手くいかない話し合いが、第三者を交えることでスムーズに進むこともあります。 険悪だったムードがお菓子タイムを少し挟むことで、すっかり落ち着いてしまうことも珍しくないんですよ。 私たち上村工建は、技術面からも精神面からも、お客さまの夢を実現する家づくりを、全力でサポートしていきます! まずは「新しい家でどんな暮らしがしたいのか」を、ざっくばらんに私たちに聞かせてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
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2020.12.22
家づくりについて
施工事例「亀山の家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、弊社の施工事例「亀山の家」をご紹介します。 この「亀山の家」の設計を手がけられたのは、前回までの建築家インタビューでご登場頂いていた長尾健先生です。 ■ 家族を円満にしてくれる二世帯住宅 「亀山の家」は、お母様が暮らす家に息子さんご夫婦が移り住むことになった、二世帯住宅でした。 最初、お母様は「自分の部屋は狭くていいよ」と仰っていたのですが、長尾先生は、あえてお母様のお部屋を広々と作り、庭仕事が好きなお母様のために、庭にもすぐに出られる間取りを提案されました。 結果的に、先生のこのご提案が功を奏し、家族みんなが機嫌よく、仲良く暮らせる家へと仕上がりました。 ■現代的な素材を使いながらも歴史ある街並みに溶け込む佇まい この「亀山の家」が建っているのは、 旧東海道に面した亀山宿。昔ながらの日本家屋が並ぶ、歴史ある街並みです。 「亀山の家」は現代的な素材を使いつつも、色合いやプロポーションを工夫することで、この歴史ある街並みに溶け込む家づくりに成功しています。 家づくりにおいて、地域性もとても大切にされる長尾先生らしい設計ですね。 ■今後も施工事例を随時ご紹介予定 上村工建の施工事例「亀山の家」、いかがでしたか? 今後もSNSなどを通して、弊社の施工事例を随時ご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに! 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^-^)
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2020.12.17
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編4」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・長尾健先生のインタビュー最終回! 先生のプライベートな素顔の部分に迫ります。 ■六甲山のツアーガイドは、建築家が建築をせずに社会に貢献できる良い趣味 ───休日はどんなことをして過ごされているんですか? 新型コロナウイルスが流行する前は、休日も仕事をしていました。仕事が趣味か、趣味が仕事か、みたいなところがあるので(笑) でも今は、日曜日に打ち合わせが入ることも減り、自宅の中庭の手入れや、掃除などをしています。 ───ご趣味などはあるんですか? 秋には毎年、六甲山のツアーガイドをしています。 六甲山には有名な近代建築がいくつかあり、ミニハイキングを兼ねて、そうした建物の見学を行うツアーのガイドです。初心者からマニアまで、毎年100人前後の方が参加されるんですよ。 ガイドは六甲山の観光事業者団体さんからの依頼で行っています。もう今年で四年目になりますね。 面白いですよ。 どれも有名な建築物ですから、ネットで調べれば情報はたくさん出てきます。しかし、こういうツアーに参加する方が期待されているのは、建築のプロから見たその建物の面白さや解説です。 自分が設計していない建物の解説をするのは、自分自身の勉強にもなりますし、財産にもなると思っています。 山を歩きながら季節の移ろいを感じるのも心地良いですしね。 自然を満喫しつつ、建築せずに建築家として社会に貢献できる、良い趣味だと我ながら思います(笑) ■次回は長尾先生が手掛けられた家を施工事例としてご紹介 4回に渡ってお届けした建築家・長尾健先生のインタビュー、いかがでしたか? 次回は、長尾先生が設計を手掛けられたお宅を、施工事例としてご紹介予定です。 どうぞお楽しみに!
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2020.12.15
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編3」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・長尾先生のインタビュー第3弾! 「これから家を買おう」と思っている人に向けて、建築家の立場から、長尾先生にアドバイスを頂きました。 ■「その家でどんな暮らしをしたいか」を余すところなく建築家に伝えて 今はインターネットを見れば、沢山の情報が手に入ります。しかしそれらは、正しい知識を持っていようが持っていまいが、誰でも発信できる玉石混合の情報です。 そうした情報をあれこれ真に受けて、ご自身で右往左往するより、建築家に全て委ねてしまったほうが、結果的に良い家づくりができる、という点はお伝えしておきたいですね。 時々、いろんなことをご自身で調べた上で「こんな間取りにしたい」「部屋数はこれだけ欲しい」といったリストなどを作ってこられるお客さまがいます。 しかし実際のところ、間取りや部屋数などは「今はこういう生活をしている。家を建てたらこんな暮らしがしたい」といった要望を建築家に伝えていただければ、それに応じて建築家がベストなものをご提案します。 漠然としていても構わないんです。「そこでどんな暮らしがしたいのか」、それを余すところなく私たち建築家に伝えてください。 ■次回も長尾先生のインタビューをお届け予定です 建築家・長尾先生のインタビュー第3弾、いかがでしたか? 次回はとうとう最終回! 長尾先生のプライベートな素顔の部分に迫ります。どうぞお楽しみに!
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2020.12.10
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編2」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・長尾健先生のインタビュー第二弾です。 今回は、長尾先生の建築家としてのこだわり、考え方などについてお話を伺いました。 ■建物のスタイルに一貫性は必要ない ───長尾先生が建築家として大切にしていることは何ですか? 建築家の中には自身のスタイルをハッキリと決めている人もいますが、私は建物のスタイルに一貫性は必要ないと思っています。 お客さまの考え方、地域性、全てひっくるめて、その都度イチから考えるのが私のやり方です。 一番重要なのは、お客さまの生活を、その空間にどう反映するか。「この敷地に対して、どういう空間を作るのが最も住みやすいか?」というのがスタート地点です。 そこに建築家の自己主張はいりません。 ───住宅における地域性というのは? 家は個人のものですが、必ず町の人の目にも入ります。すると、どうしても公共性が発生します。 「誰が見ても良い」という家を作るのは難しいですが、一般的に見て「周りから浮いている」「変な建物が建ってる」と思われてしまうのは、あまり幸せなこととは言えません。 そう考えると、町並みに調和するという点も、家づくりにおいては大切なポイントです。 ■次回も長尾先生のインタビューをお届けします 建築家・長尾先生のインタビュー第2弾、いかがでしたか? 次回は長尾先生から、これから家を買おうと思っている人に向けてのアドバイス! どうぞお楽しみに(^-^)
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2020.12.08
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編1」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回からまた大人気「建築家インタビューシリーズ」をお届けします! ご登場いただくのは、神戸を拠点に活動されている建築家・長尾健先生です。 日本家屋・ナチュラル系住宅・リフォーム、なんでもござれの長尾先生に、建築家としてのルーツをお伺いしました。 ■多くの建築家の中で一人異彩を放っていた師匠からの、大きな影響 ───長尾先生の専門分野、得意分野について教えてください。 自分からそうしたわけではないのですが、近年は古民家の改修に関する案件が多いように思いますね。 建築家というのは割と新しいもの好きな人が多く、「え!? イマドキ瓦を使うの!?」と驚く人も中にはいますが、私は古い建物を直すのも好きだし、瓦を使ったりすることに抵抗がないので、自然とそうなったのかもしれません。 ───古民家などの日本古来の建築が好きになった、キッカケのようなものはあるんですか? おそらく師匠の影響ですね。 1987年ごろ、当時私はまだ大学一年で、それほど意識の高い学生ではなかったのですが、夏休みにたまたま「関西の建築家の50人展」という建築展を見たんです。 その中で、一人異彩を放っていたのが師匠でした。いるか設計集団の重村力(しげむらつとむ)という先生です。 当時はバブル期で、とにかく新しいもの、モダンなものを、皆が競うように作っていました。そんな中、重村先生だけが瓦葺きの建物パネルを展示していて、強烈な印象が残ったんです。 あとから人に聞いて「神戸大学で建築を学ぶなら重村先生の研究室に行かなきゃダメ」というくらい凄い先生だったことを知りました。 ───今でも重村先生とはご交流が? 2年前、「美馬市立脇町図書館」のリノベーションをするにあたって、お声を掛けて頂き、重村先生とコラボさせて頂く機会がありました。 「うだつの街並み」として知られる歴史ある脇町に馴染む、蔵のような外観の図書館です。ご一緒できて嬉しかったです。 重村先生の下で学んださまざまなことが、すべて今に繋がっているんだなと実感しました。 ■次回も引き続き長尾先生のインタビューをお届けします 建築家・長尾健先生のインタビュー記事第一弾、いかがでしたか? 次回も引き続き、長尾先生のインタビューをお届けする予定です。どうぞお楽しみに!
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2020.12.03
家づくりについて
インスタライブ報告
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は11月7日に配信致しました、弊社インスタライブの模様をご紹介します。 配信の会場となったのは、三重県津市にある三重県総合文化センター第2ギャラリー。とても広々とした会場です。ここでは11月6~8日にかけて、ASJのイベントが開催されていました。 ■上村工建のカメラがASJイベントに潜入! 会場の入り口ではアルコール消毒と検温が実施され、マスク着用必須。万全の新型コロナウィルス感染拡大防止対策の中、イベントは開催されていました。 この会場には、8人もの建築家の先生が常駐し、それぞれにブースが設けられています。 ブース内には、施工事例のパネルやスライドが展示され、来場者は建築家の先生方に直接質問したり相談したりすることができます。 建築家が個々に個展を開催することもありますが、これだけの数の先生に一度に出会える機会はASJイベントならでは! 自分と相性の良い建築家と出会える確率もグッと高まります。 「話しやすい」 「要望が伝わっている実感がある」 こういう相性はとても大事です。そして、実際に会って話してみないと、なかなか分からない部分でもありますから、こうしたイベントは積極的に活用していきたいところですね。 ちなみに本イベントの入場料は無料です。お得感がすごい。 ■具体的な要望、知識もないのに行ってもいいの? インスタライブ中、視聴者様からこんなご質問がありました。 「どんな家に住みたいか、決まってなくても行っていいの?」 「何の知識もないけど、行っていいの?」 答えはOKです。重要なのは、 「家を建てたら、どんな暮らしがしたいか?」 それがひとつでもあれば、上村工建のスタッフや建築家の先生がしっかりヒアリングして、潜在的なお客さまの夢、ご要望を具体化することが可能です。 むしろ知識のない中、自分で下手に「こんな家で、こんな間取りにする!」と決めてしまうよりプロに丸投げしてしまうほうが、結果的に良い家ができあがることも多いそうですよ。 ■インスタライブに登場した個性豊かな建築家たち このライブでは、会場にいた建築家の先生方にもご登場いただき、色々なインタビューを行っています。 先生たちの愉快なトークは、ぜひアーカイブからご覧くださいませ^^ 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2020.11.26
家づくりについて
夜見ても美しい上村工建の家
こんにちは! 上村工建の上村です。 大好評を頂いております「夜見ても美しい上村工建の家」シリーズ、今回ご紹介するのは「志摩の家」! 上村工建の代表作とも言えるお宅です。 ■開放的でありながら、プライバシーはしっかりと確保 平屋づくりの「志摩の家」は、広大な林(約300坪)の入り口に、家で蓋をしているような配置になっています。 大きな窓、広々としたウッドデッキ、芝生の庭。そして屋上に続く外階段。 屋上からは海が臨めて、とにかく開放感が抜群なのですが、それらは全て林の中に内包されており、外側からは中の様子をうかがい知ることはできません。 外から一見して、まさかこれほど開放的な空間が内部に広がっているとはなかなか想像できないため、初めてこのお宅を訪れた方は、皆さんとても驚かれるそうです。 日中の爽快感・解放感も素晴らしいですが、夜になると、ライトアップされた庭や建物から漏れる光が、さらに家の美しさを引き立てます。 ■今後も夕景の美しい家をどんどんご紹介予定 「志摩の家」、いかがでしたか? この建築をご依頼頂いたのは、もう今から16〜17年も前のこと。何気なくパッとご来社いただいたところから始まったご縁は、今も継続中です。 「志摩の家」が建ったあとも、店舗の設計や、娘さんご夫妻の新居の設計なども弊社にお任せいただきました。 そちらの建物のご紹介なども、いずれできたらいいなと思います(^-^) もちろん「夜見ても美しい上村工建の家」シリーズも、引き続きどんどんご紹介していく予定です。 どうぞお楽しみに!
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