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2022.12.20
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【2】
こんにちは! 上村工建の上村です。 リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第2話となる今回は、リフォームのメリット「耐震補強」についてご紹介いたします。 第1話をまだご覧になっておられない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。 ■耐震補強で光る建築家の手腕 リフォームのタイミングで耐震補強を考える方は多いですよね。 ただ、現行の耐震基準に合わせてリフォームすると、どうしても柱や壁が増えてしまいます。 耐震補強工事をした結果、せっかくの広々とした空間にドーンと壁や柱を追加されて、「耐震性は上がったんだろうけど、なんだか窮屈になった気がする…」という話はよく耳にします。 しかし、建築家と共に行うリフォームは、家づくりによくある「規格」に縛られがちなリフォームとは一味違います。 開放感と耐震性、そのふたつをいかに両立させるかが建築家の腕の見せ所。 「耐震補強はしたい。でもなるべく開放感も損ないたくない」 そんな家づくりをご希望の方は、どうぞお気軽に弊社にお問い合わせくださいませ。 建築家と弊社スタッフがしっかりとご要望をヒアリングさせていただき、オーダーメイドのプランをご提案します。 >>【3】に続く
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2022.12.15
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【1】
こんにちは! 上村工建の上村です。 家を建ててからある程度の年数が経つと、今の家をリフォームするべきか、それとも建て替えるべきかについて悩む方は多いのではないでしょうか? そこで今回はリフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。 ■リフォームのメリットとは? ケースバイケースではありますが、歴史ある住宅には、現在の家づくりではなかなか見られないような、立派な柱や梁、建具が使われていることが多くあります。 そうした愛着のある柱や梁、建具をリメイクしたり再利用したりできるのは、リフォームの大きなメリットのひとつと言えるでしょう。 家族の思い出や歴史を大切に残していきたい、ご先祖様の想いを受け継いでいきたい、という思いの強い方にとっては、建て替えよりもリフォームのほうが満足感のある家づくりになるかもしれません。 ちなみに、「この柱を残したい。もしくはリメイクして再利用したい」といったご要望にきめ細かく対応できるは、建築家との家づくりならではのメリットです。 特に古民家の改修などは、一般的なハウスメーカーさんでは難しいようで、「某大手ハウスメーカーさんに断られたのですが、なんとかなりませんか?」と、弊社にご相談にみえる方も多くおられます。 もし「いくつかのハウスメーカーにリフォームの相談をしたけど、対応できないと断られた」という方は、よろしければ一度弊社にご相談ください。 「なんでもできる」というわけではありませんが、建築家との家づくりだからこそ実現可能なこともたくさんあります。 まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。 >>【2】に続く
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2022.12.13
家づくりについて
シニア世代の家づくりは早ければ早いほどメリット大?
こんにちは! 上村工建の上村です。 50代60代になると、さまざまな理由から、ご自宅のリフォームや建て替えを検討される方は多いですよね。 実際のところ「いずれはリフォームか建て替えをしたい」と思っておられるなら、そのスタートは1日でも早いほうがいろいろな面でお得です。 ■家づくりにも引っ越しにもかなりのパワーが必要 リフォームにせよ建て替えにせよ、家づくりにはかなりのパワーが必要です。また、引っ越しも同じく大変な労力が掛かります。 弊社では70歳を過ぎてからリフォームや建て替えをされるお客さまもおられますが、ほとんどの方が「この歳になってからの家づくりや引っ越しはキツかった…」とおっしゃいます。 そうした体験談を多く伺っていると、どうせやるなら気力・体力が充実している60代のうちにやってしまうほうが有利だとつくづく感じます。 また単純に、取り掛かるのが早ければ、そのぶん長く新たな家を楽しめる、というのも大きなポイントですよね。 ■人生を一旦整理して、第二の人生をより豊かなものに シニア世代の家づくりは子ども部屋について考える必要が無くなります。 自分たちを中心に据えた家づくりは生活の質を上げてくれるだけでなく、現在のライフスタイルを客観視し、今後どのような生活を送りたいのか? を改めて考える良いキッカケになります。 「終のすみかを作る」という一大イベントで人生を一旦整理し、より豊かな第二の人生をスタートするための機会にしてみるのはいかがでしょうか?
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2022.12.08
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【7】
↑手すりの傍に設置された押しやすいスイッチ↑ こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのポイント、 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から「暮らしやすさのためのちょっとした工夫編」をお送りしました。 今回はその続編です。 ■固定観念からの開放で、より快適な住まいに コンセントは床から約30cmという低い位置に作ることが多いですが、「絶対に低い場所に作らなくてはならない」という決まりはありません。 年齢を重ねると「屈(かが)む」という動作によって腰や膝が痛むことも増えます。 だったら、屈まなくても良い位置にコンセントを設置すればいいのです。 「普通はこうだから」 「そうするのが一般的だから」 そんな考えに縛られることなく、そこで暮らす人にとって何が一番快適なのか? を追求し、提案してもらえるのも、建築家との家づくりのメリットのひとつです。 ■快適性だけでなく安全性も重要 床材を足触りの良い柔らかいものにしたり、表面にあえてザラザラの加工を施して滑りにくくする、といったことも50代60代の家づくりではよくあります。 快適性だけでなく、将来的に足腰が弱ってしまった時の安全性についてしっかり考えることも、終のすみかの設計には重要です。 ■終のすみかも十人十色 ここでご紹介した終のすみかに関する家づくりの工夫は、ほんの一例です。 価値観やライフスタイルは人それぞれ。 そんな十人十色のご希望に応えて、オーダーメイドの家づくりができるのが建築家との家づくりの魅力です。 50代60代からの家づくりで疑問や不安がお有りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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2022.11.22
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【3】
こんにちは! 上村工建の上村です。 50代・60代からの家づくり、いわゆる「終のすみか」の作り方に関する話題をお届けする本シリーズ。 第3回目の今回は、 心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのこと 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から、ひとつめの「間取りと建具編」についてご紹介いたします。 ■「終のすみか」の間取りと建具は? 「終のすみか」の間取りは、フロアを仕切りすぎないことが重要です。 将来、車椅子で生活することになった時に困らないよう廊下は広く取りましょう。いっそ廊下を作らないワンルームに近い間取りもアリです。 ドアは引き戸などにして、邪魔になった時は建具を収納できる造りにしておくと安心です。 経験豊富な建築家が、仕切りたい時には仕切ることができて、開け放したい時には開け放しておける…、そんな可変性のある空間づくりを提案いたします。 ■次回は「終のすみか」の照明 「終のすみか」の間取りと建具のお話、いかがでしたか? 次回は「終のすみか」の照明についてご紹介予定です。 ぜひチェックしてみてくださいね! >>【4】へ続く
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2022.11.29
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【5】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、 心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのこと 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から「照明編」をお送りしました。 今回は「冷え対策編」についてご紹介いたします。 「間取りと建具編」「照明編」をまだご覧になっていない方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。 ■「終のすみか」の寒さ対策とは? 年齢を重ねると筋肉量が低下するため、冷えやすくなります。 そのため「終のすみか」には寒さ対策が必須です。 特にヒートショックを防ぐ浴室暖房機能はぜひオススメしたい設備のひとつ。 ※ヒートショックとは極端な温暖差により血圧が上下してしまうことで、心臓や血管に起こる疾患です。入浴中に亡くなる人は年間14,000人に上りその原因の多くがヒートショックと言われています。 また、床暖房も積極的に取り入れたい設備です。 過去、弊社のお施主さまの中には既に掘りごたつが設置されていたにも関わらず、足腰の痛みのためその掘りごたつに入るのが困難になり、掘りごたつを閉じて床暖房に変えた方もおられます。 ■次回、「終のすみかを暮らしやすい家にするためのちょっとしたコツ」 「終のすみか」の寒さ対策に関するお話、いかがでしたか? 次回は「暮らしやすさのためのちょっとした工夫編」をお送りする予定です。 どうぞお楽しみに! >>【6】へ続く
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2022.11.24
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【4】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、 心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのこと 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から、ひとつめの「間取りと建具編」についてご紹介しました。 今回は「照明編」をお送りします。 ■「終のすみか」の照明の色は? 照明の色には大きく「電球色」「昼白色」「昼光色」があります。 電球色には、 ・肌を綺麗に見せる ・料理をよりおいしそうに見せる ・人をリラックスさせる などの効果があります。 反対に昼白色には ・はっきり見える ・集中力を高める といった効果があります。 通常、家づくりにおいてリビングなどの家族がくつろぐスペースには、オレンジ色の電球色の照明を用いることが多いです。 しかし年齢を重ねると電球色の照明の下では、色々な物が見づらいという方が一定数おられるため、弊社では電球色と昼白色の中間色をご提案させていただくことがよくあります。 ■光が直接、目に入らないように ライトの位置も通常より低めに設定することが多いです。 高い位置に設置してしまうと、電球の交換時に脚立に登らなくてはならなくなり、危険だからです。 またペンダントライトなどは光が直接目に入らないよう、カバーをつけることが多いです。 ■障子を活用することも 高齢になると重いカーテンを外して洗濯し、また掛けるなどの作業も一苦労です。 そのためカーテンの代わりに障子の活用をご提案することもあります。障子のワンクッションで光が柔らかくなり、和のテイストが演出できてオススメです。 今は張替えの必要がない丈夫な障子もあり、とても便利になっています。 >>【5】へ続く
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2022.11.17
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【2】
こんにちは! 上村工建の上村です。 50代・60代からの家づくり、いわゆる「終のすみか」の作り方に関する話題をお届けする本シリーズ、第1回目となる前回は「終のすみか」を作るメリットとデメリットについてご紹介しました。 2回目の今回は「建築家と共に建てる、終のすみか」についてご紹介いたします。 ■「終のすみか」を建てるなら断然、建築家と 老後の安全や介護を見据えた家づくりができるのは50代・60代からの家づくりの大きなメリットのひとつです。 とはいえ、人生100年時代とも言われる今、そればかりを考えた家づくりも味気ないと思いませんか? 50代・60代は若い頃とは違い、人生には限りがあることを実感する世代。 だからこそ、小さな季節の移ろいや自然の生命力などに、すごく感動できる世代でもあります。 そんな豊かな感性を刺激してくれる家づくりができるのは、やはりオーダーメイドの家づくりを豊富に経験してきた建築家だからこそ。 介護しやすい、されやすいというだけでなく残りの人生を楽しく豊かに過ごすための家づくりを上村工建と、そして建築家と共にしてみませんか? 「終のすみか」に関する疑問や不安、ご相談などがあれば、まずはお気軽にご相談下さいませ。 >>【3】へ続く
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2022.11.15
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【1】
こんにちは! 上村工建の上村です。 お子さまの独立や家族構成の変化、建物の老朽化などの理由から、住み替えやリノベーションをご検討されている方は多いのではないでしょうか? 今回はそんな50代・60代からの家づくり、いわゆる「終のすみか」についてご紹介いたします。 ■「終のすみか」を作るメリット・デメリット 50代・60代の「今」に合わせた家づくりをする一番のメリットは、やはり老後の生活や介護を見据えた設計ができるという点でしょう。 足腰が弱くなったり、車椅子の生活になった時でも、それを見越した家づくりをしておけば安心して老後の生活を送ることができます。 また、お子さまの独立によって使わなくなった2階の子ども部屋を減築することで、掃除の手間や階段の昇り降りで生じる怪我のリスク、固定資産税などを減らすことができます。 その一方で、住宅ローンが通りにくい、住み替えの場合は愛着のある土地を離れなければならないといったデメリットもあります。 人生100年時代と言われる現在、「終のすみか」を作るメリットとデメリットは、しっかりと吟味する必要があるでしょう。 >>【2】へ続く
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2022.11.10
家づくりについて
上村工建よもやま話「長く続くお付き合い」
こんにちは! 上村工建の上村です。 先日、弊社スタッフがお客さまと土地探しのため、あるエリアに行ったときのことです。 その日は建築家の村山先生にもご一緒頂いていたのですが、当該エリアには、たまたま村山先生が数年前に設計を担当された住宅がありました。 (なお、村山先生は弊社ブログの「建築家インタビュー」にもご登場頂いた先生です。よろしければ是非そちらもチェックしてみてくださいね! >>村山先生のインタビュー記事を読む) 「お元気にされているかな?」と、思いつきでご挨拶に寄ってみたところ、ちょうどご在宅で「是非お茶でも飲んでいって!」とお宅に招き入れてくださいました。 ご自宅が完成して数年経った今でも身内のように気軽にご対応いただけて、なんだかとても嬉しくなりました。 弊社のお施主様の中には、お子さま、お孫さんの代でも家づくりのご依頼をしてくださる方が複数おられます。 また、定期的なメンテナンスやリフォームなどでお付き合いが続いた結果、ご自宅を建築した当時は小学生だったお子さまが大学生や社会人になられるまで成長を見守った…なんてことも珍しくありません。 お引渡しが終わった途端、それまですごく頻繁にあったやりとりがパタリと途絶えてしまうのは、実は私たちにとっては寂しくもあります。 とはいえ、不具合やメンテナンスなどのご連絡をいただいたわけでもないのに、こちらからあまりに頻繁にご連絡するのも少々気が引けてしまうところ…。 ですので年末にカレンダーを持ってご挨拶に伺ったり、年賀状のやり取りをさせていただくこれからの季節は、ご無沙汰しているお客さまと久々に交流出来る楽しみな時期です。 お忙しい時期とは思いますが、その際はぜひ近況などをゆっくりと聞かせていただければ幸いです。
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