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2021.07.29
家づくりについて
夜見ても美しい上村工建の家
こんにちは! 上村工建の上村です。 夜になると、美しさが一層際立つ建築家住宅をご紹介する本シリーズ。 今回は、弊社の「建築家インタビュー」やインスタライブにもご登場頂いた、服部信康先生が設計を手掛けられたお宅をご紹介します。 ■家族の成長に合わせて、家も変化 こちらのお宅が建てられたのは今から10年前。 建てた当時に植えた木々が元気に育ち、強い日差しや近隣からの視線を、ほどよく遮ってくれています。 また、ちょうど10年目の今年は、外壁のメンテナンスや、家族の成長に合わせた間取り変更も行いました。 小さかったお子さまたちがご成長されたので、一部屋だった子ども部屋に間仕切りを入れ、二部屋の個室に間取りを変更(これは、お子さまの成長を見越して、当初から予め予定されていた工事です)。 お子さまたちは初めてできた「自分の部屋」に大喜びしてくれました! 奥様も、新築当時の思い出を楽しそうに話してくださり、私達、上村工建のスタッフ一同にとっても嬉しいメンテナンス&リフォームとなりました。 家が、家族の成長と共に変化し、しっかりとメンテナンスされ、長く大切にされている。 それは、我々にとっても建築家の先生方にとっても、大変幸せなことです。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2021.07.27
家づくりについて
入居前にやっておくべきこと【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、「入居前にやっておくべきこと【後編】」をお届けします。 ■意外と見落とされがち、ネットワーク関連の手続き 意外と見落とされがちなのが、ネットワーク関連の手続きです。 これが入居に間に合わないと、引っ越してからしばらくはwi-fiなし! という環境で過ごさなくてはならないことになります。 平気な方は平気ですが、「そんなの耐えられない!」という方も多いのではないでしょうか。 特に、在宅勤務でネットワーク環境が必須な方にとっては、重要な問題ですよね。 地域によって、ケーブルの有無なども変わりますし、混み具合によっては、申し込んでから工事まで3週間掛かった…という例もあります。 入居のタイミングできちんとインターネット環境が整うよう、予め手配を進めておきましょう。 ■カーテンは早めの手配がオススメ 新居には新しいインテリアもたくさん入れられることと思いますが、その中でも入居にきちんと間に合うよう手配したいのが、カーテンです。 オープンな造りのお宅で「あえてカーテンはつけない」という場合を除いて、早めの手配がオススメです。 ■今後もお役立ち情報も随時発信予定 前後編でお届けした「入居前にやっておくべきこと」、いかがでしたか? 今後も、家づくりに関するお役立ち情報を随時発信予定です。 是非チェックしてみてくださいね!
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2021.07.22
家づくりについて
入居前にやっておくべきこと【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 マイホームの購入にあたって、やらなくてはならないこと、決めなくてはならないことがたくさんあるのは、皆さまご存知のことと思います。 今回は、そんな中でも意外と知られていない「入居前にやっておくべきこと」についてご紹介したいと思います。 ■保険の検討はお早めに 弊社でも、お引渡しの1ヶ月前にはアナウンスさせて頂いていますが、火災保険・地震保険などのご検討は、なるべく早く早めに行なっておいたほうが良いタスクのひとつです。 というのも、最近は保険の種類が多岐にわたり、保証内容もさまざま。 一通り各社の内容を把握するだけでも、それなりに時間が掛かるからです。 保険は、大切なマイホームを守るために欠かせないもの。しっかりと比較検討し、納得できる商品を選べるように、余裕をもって検討を始めましょう。 ■意外と煩雑…役所がらみの手続き 役所絡みの手続きは、平日の役所が開いている時間にしか行えないため、わざわざ有給を取って行う方も多くいます。 お仕事のスケジュールとの兼ね合いを考えた上で、計画的に行うのがオススメです。 ■計画的に処理することでやるべきタスクは確実に減らしていける! 「入居前にやっておくべきこと【前編】」、いかがでしたか? 入居前には、煩雑で面倒なタスクがたくさんあります。ですが、一つ一つ計画的に処理していけば、最終的には必ずやり遂げることができます! 頑張りましょう! 後編では、見落とされがちなネットワーク関連の手続きや、入居前に必ず入れておいたほうが良いインテリアなどについて、ご紹介します。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2021.07.20
家づくりについて
施工事例「尾高高原の家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は弊社の施工事例「尾高高原の家」をご紹介します。 「尾高高原の家」は、前回までの建築家インタビューにご登場いただいていた、岡本一真先生が設計を手掛けられたお家です。 ■すっきりとした居心地の良さを追求した「終の棲家」 「尾高高原の家」は、子育てを終えたご夫妻が、終の棲家として建てられた家です。 身の回りの物を断捨離して、一部屋ですっきり暮らしたい、そんなお施主様の思いを反映し、 ● 居間、兼寝室 ● キッチン ● 水回り というシンプルかつ機能的な間取りにしました。 一方で、お庭にはピザ釜や家庭菜園などを造り、家に居ながら外での活動を楽しめるという、豊かで心地良い家が完成しました。 自然の多い山奥の土地ですが、交通の便が良く、居心地の良さも相まって、息子さんご家族も入り浸っているそうです(笑)。 まさに、「満足が一生続く家づくり」を信条とする岡本一真先生らしい設計ですね! ■今後も建築家住宅の施工事例を随時ご紹介予定 施工事例「尾高高原の家」いかがでしたか? 今後も、個性あふれる素敵な建築家住宅の施工事例を随時ご紹介予定です。ぜひチェックしてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2021.06.29
家づくりについて
夜見ても美しい上村工建の家「伊賀のフラットハウス」
こんにちは! 上村工建の上村です。 建築家住宅は、明るい陽の光の下で見るのももちろん良いのですが、夜はその美しさがより際立ちます。 建物が一層洗練されて見えるよう、緻密に計算されたライトアップ、窓から零れる灯り。どれをとっても、「さすが建築家の設計」というものばかり。 そんな「夜見ても美しい上村工建の家」をご紹介する本シリーズ。 今回ご紹介するのは「伊賀のフラットハウス」です。 ■若いご夫婦と娘さんおふたり、4人家族が暮らす平屋住宅 「伊賀のフラットハウス」は、若いご夫婦と可愛らしい娘さん2人の4人家族が暮らす、平屋建てのお家です。 正面から見た美しさもさることながら、家の中もこだわりが盛りだくさん! 20坪以上の広いお庭と一体になった吹き抜けリビングや、半地下の趣味質、中2階の「みんなの書斎」など、家族の夢がしっかり形になった「夢のマイホーム」となりました。(中庭やリビングなどの画像は、弊社ホームページWORKSのページからご覧いただくことが可能です。ご興味がおありの方はぜひご覧になってみてくださいね!) 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
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2021.06.24
家づくりについて
家も家族と一緒に年を取る…メンテナンス、大事です
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、家のメンテナンスの重要性について、お話してみたいと思います。 ■メンテンナンスフリーは今のところ実在しない!? 家を建てる際、「メンテナンスフリーのものにしてほしい」というご要望を頂くことが稀にあります。 メンテナンスフリー。 こう聞くと、まるで「メンテナンスが必要ない」みたいですよね。 ですが、本当に「建てた後にメンテナンスが一切必要ない」なんて家は、私の知る限り、今のところありえません。 「普通の材質に比べてメンテナンスを行う頻度が少なく済む」というだけのものを「メンテナンスフリー」と言っている業者などもあります。 仮に、材質そのものが本当にメンテナンス不要だったとしても、その継ぎ目を接着している材質も同じくメンテナンスフリーとは限りません。継ぎ目が劣化すればそこから雨風が入り込んで、結局家を劣化させてしまいます。 頻度の差はあれ、どんなものにもメンテナンスは必要です。 車だって、マメに洗車すれば塗装は長持ちしますが、放置し続ければ劣化も早まりますよね。家も同じです。 適切なタイミングでメンテナンスを行わなければ、劣化が進み、家にとってより深刻なダメージを与える結果になってしまいます。 家のメンテナンスに掛かる費用は、決して安い金額ではありません。 ですが、大切な家を長く住みやすい状態に保つためには、無くてはならないもの。ぜひ真剣に向き合って見てくださいね^^ 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2021.06.22
家づくりについて
施工事例「津・偕楽公園の家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は弊社の施工事例「津・偕楽公園の家」をご紹介します。 ■実は他所に土地を買って建てる?という案も出た立地 「津・偕楽公園の家」は、若いご夫婦が、お祖母様のお持ちだった土地に建てた家です。 地形が少し変わっていて、後ろに垂れた───つまり、後ろは表から見ると一階分下に落ちている、という形の土地で、一時は「別の土地を買って家を建てる?」という案も出るほどでした。 ですが、エリア的にはみんな手放さない人気のエリア。駅から近く、美しい桜もあり、立地は素晴らしい土地です。 結果、やはり地盤補強をして、そこに家を建てよう、という流れになりました。そうすることで、その土地そのものの資産価値も高まります。 ■建築家住宅だから実現した、土地の形状に合わせた家づくり 後ろに垂れた部分を埋め立てて使おうか、という案も出たものの、それには大きなコストが掛かります。 決まった規格の中でしか建てられない一般的なハウスメーカーの家なら、そうするしかなかったでしょう。 しかし、ここでも建築家の見事な手腕が発揮されました。 埋め立てなどをせずとも、土地の形状に合わせて独自の設計をし、無事、美しい家が完成! 完成した家は表から見ると2階建て、裏から見ると3階建て、というデザインで、1階部分は倉庫、その上の1階と2階が居住スペースとなりました。 ストーリーズにも上げてありますので、よろしければぜひチェックしてみてくださいね。 先祖伝来の土地に若い夫婦が越してきたことで、ご親戚のみなさんも「近くに住んでくれてありがとう!」と大喜び。 ご夫婦はもちろん、ご親族のみなさんに喜んでいただけた家づくりとなりました^^
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2021.06.17
家づくりについて
「お客さまに喜んでもらいたい」職人さんの想いがこもったエピソード
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、建築家によるハイレベルな設計を実際に施工するには、同じくハイレベルな職人さんや現場監督さんの存在が不可欠、という話題をご紹介しました。 今回は、そんな上村工建の職人さん達の、実際の現場でのエピソードをひとつご紹介します。 ■見せる梁…、イヤイヤ、これは見せられない とあるリフォーム現場でのお話です。 そのリフォームでお客さまは、天井の梁が見えるデザインをご希望でした。 ですが、実は「見せる用の梁」って高いんです。 通常、屋根の中に使われる梁には、サインペンで番号が書いてあったり、汚れがあったりします。 ですが、表から見えるように梁を設置する場合は、汚れを落としたり表面を磨いたりして、美しく整える必要があるので、その分コストも上がってしまうのですね。 お客さまはコストダウンのために、「見せる用の梁じゃなくていいよ。普通の梁で。おいおい自分で綺麗にするから」と仰っておられたのですが、天井の梁です。一般の方が自分で磨くなんて、普通に考えて至難の業。 とはいえ、予算には限りがあるし…、と私たちは頭を悩ませていたのですが、ある朝、現場に入ると、書かれた文字や汚れがそのままだったはずの梁が、綺麗に磨き上げられているではありませんか。 そう、「お客さまに喜んでもいたいから」という想いから、職人さんが厚意で梁を綺麗に磨いてくれていたのです。 実は上村工建の家では、こうした職人さんの厚意で実現したコストダウンもかなり存在します。ありがたい…(泣) もちろん、お客さまも大感激で喜んでくださいました^^
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2021.06.15
家づくりについて
「これはこの人にしかできない仕事」そんな腕を持つ上村工建の職人さんたち
こんにちは! 上村工建の上村です。 建築家との家づくりをご紹介していると、どうしても建築家の先生の話題が多くなってしまいがちですが、実は、建築家との家づくりに欠かせない存在は他にもあります。 それは、熟練の現場監督や、職人さんの存在です。 ■時に感動すら覚える「職人の技」 建築家と共に建てる家は、これまでもご紹介してきた通り、完全オーダーメイドの一点ものです。つまり、同じ家はひとつとしてなく、求められる物が現場によって全く違うということ。 これを実現するためには、ハイレベルな技術を持つ、現場の職人さんや監督の存在が欠かせません。 決まった作業をこなしていれば良い大量生産の家なら、入社1~2年の職人さんでも対応できるでしょう。しかし、独自性の高い建築家住宅の工事は、そうしたレベルの職人さんではまず対応できません。 建築家との家づくりを長年にわたって行ってきた上村工建の職人さんは、誰もが「この仕事はこの人でないとできない」という高い技術力の持ち主ばかり。 彼らがいるからこそ、上村工建の家は上村工建の家たりえるのです。 ■次回は職人魂が光る現場の実話エピソードをご紹介 ハイレベルな設計を実現するのに欠かせない、ハイレベルな職人さんのお話、いかがでしたか? 次回は、「お客さんに喜んでもらいたい」そのために手間を惜しまない職人さんたちの、現場での実話エピソードをご紹介します。どうぞお楽しみに^^
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2021.06.10
家づくりについて
設計料のお話~建築家がしてくれること~3
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回、前々回までの記事では、 ● 建築家に支払う設計料は、建物代の8~12%が相場 ● そのうちの7割が家づくりのためのヒアリングと設計図の作成 ● 残り3割は工事監理 といったことをご紹介しました。ここまでは、表からも割と見えやすい部分です。 けれど、建築家の先生方がお施主様のためにしてくれることは、実はこれだけではありません。建築家は、お施主様から見えないところでも、お施主様のためにあれこれ動いてくれているのです。 ■月に代わっておしおき…じゃなくて、お施主様に代わって値交渉よ! 時には、建築家の先生が私たち工務店の出したお見積りに「ここ、ちょっと高いです」と値交渉してこられることもあります。 建築家はお施主様の味方。 でも工務店だってお客さまをがっかりさせたくない、少しでもご要望を実現させたいという想いは同じです。 でも現実問題、コストはかかる…。 とてもよくある、夢と現実のせめぎ合いです。 そしてそんな時は、建物の美しさや機能を損なうことなく、なんとかしてコストダウンできないか、建築家と工務店で徹底した議論が尽くされます。 家づくりのたびに幾度となく繰り広げられるそんな熱い戦い、もとい打合せですが、これは通常、お施主様からは見えない部分なんですよね。 建築家の先生方は、設計や監理だけでなく、見えないところでもお施主様のためこうして相当な時間と手間を注いでくれているのでした。 ■次回は、上村工建の職人さんのお話をお届けします 全3回にわたってお届けした設計料のお話、いかがでしたか? 次回は、建築家の図面通りに家を建てることができる希少な技術者、上村工建の職人さんについてご紹介してみたいと思います。どうぞお楽しみに。
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