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2021.02.25
家づくりについて
家づくりのフロー「着工前にやっておくべきこと」【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 毎月定期的にお届けしている「家づくりのフロー」シリーズも、いよいよ大詰め。 今回は、各工程の中でも意外と重要度の高い「着工前にやっておくべきこと」をご紹介します。 ■これから長いお付き合いになるご近所さんに、キッチリと礼を尽くしましょう 着工前にやっておくべきことのひとつに「近隣住民や地域の自治会長さんへの挨拶回り」があります。 家を建てるにあたっては、工事で大きな音や埃が出たり、工事車両が頻繁に行き来したりと、周辺住民の方々にご迷惑をおかけすることもありますよね。 そうしたことを踏まえて、予めキチンとご挨拶することで周囲の理解を得ておくことは、今後、その地域で暮らしていくお施主様にとっても非常に重要な事と言えるでしょう。 とはいえ、知らない人のお宅をいきなり訪ねるのはハードルが高いもの。 だから、ご挨拶の際には私たち上村工建のスタッフもしっかり同行させていただきます。どうぞご安心ください^^ ■次回は「着工前にやっておくべきこと」【後編】をお届けします 家づくりのフローシリーズ「着工前にやっておくべきこと」【前編】いかがでしたか? 次回は後編として、 「地鎮祭は必要?」「どんな風に行うの?」「費用は?」といった、地鎮祭にまつわる情報をお届けする予定です。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2021.02.23
家づくりについて
施工事例「10110」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、施工事例「10110」をご紹介します。 こちらは、前回ご紹介した施工事例「Aof4C」を手掛けられた建築家・伊藤孝先生が、同じく設計されたお宅です。 ■音楽を楽しむための防音室 お施主様は、ご夫婦とお子さま一人の3人家族。 「家族で音楽を楽しむために、防音室を作ってほしい」というご要望がありました。 防音室を作るのに掛かる費用は実にさまざま。数十万円で出来るものもあれば、数百万円掛かることもあります。 今回の事例では、防音室を家の中央に配置し、その周りに日常の生活空間を作ることで、更に外に音が漏れにくくする、という設計を採用しました。 これにより、しっかりと予算内に収まりつつも、夢を叶える家づくりが実現したのでした。 ■それぞれの家族に合った家づくり このお宅には、防音室以外の個室がありません。 空間を仕切りたい時は、可動式の収納を使って間仕切りをします。 この間取りを決定するにあたっては、「お客さまがどんなふうに暮らしたいのか?」をしっかりとヒアリングした上で、建築家・伊藤先生が3パターンほどのプランを提案されました。 その中でも採用されたこの設計は、最も「一般的」とは掛け離れたものでしたが、お施主様は、ほぼ即決でした。 「一般的」な家づくりに捕らわれず、そのご家族の暮らし方にあった設計をご提案する、という伊藤先生のポリシーが見事にお客さまに伝わった例のひとつです。
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2021.02.18
家づくりについて
施工事例「Aof4C」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、施工事例「Aof4C」をご紹介します。 こちらは、前回まで建築家インタビューでご登場頂いていた建築家・伊藤孝先生が設計を手掛けられたお宅です。 ■音楽が趣味のご一家に合わせて設計された住宅 こちらの住宅は、「個室」がテーマになっています。 お施主様は、ご夫婦と男の子ふたり、奥様のお母様の5人家族で、みんな音楽好き。 それぞれに好きな音楽があるので、それらを自由に楽しむためにも、個室は空間を壁一枚隔てただけのものでなく、家の4隅に独立させる形で設計されました。 「Aof4C」のAはお客さまのイニシャル、そして4Cは4つのコーナーを現しています。 ■吹き抜けをグルリと囲む家族共有のライブラリースペース こちらのお宅では、ダイニングをぐるりと囲むように吹き抜けが設計され、その吹き抜けの壁面が、保有されている1,000枚以上のCDや書籍等を収納するための大容量収納になっています。 いわば、家族共有のライブラリースペース。 子どもたちはライブラリーから好きな本を取り出し、階段に腰かけてそれを読んだり、家族と話したりすることができます。 こうすることで、家の中央が自然と家族が集まる団らんの場になりました。 ■次回はこの事例とは対照的に、「個室のない家」をご紹介 弊社施工事例「Aof4C」、いかがでしたか? 次回は、同じ伊藤先生が手掛けられた案件でも、今回の事例とは対照的な「個室のない家」をご紹介予定です。 どうぞお楽しみに^^
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2021.02.02
家づくりについて
Instagramリール撮影裏話
こんにちは! 上村工建の上村です。 近頃弊社では、店舗の新築やリノベーションをご依頼頂いたお施主様とのコラボ動画を撮影し、リールで複数アップさせて頂いております。 居酒屋さん、家具屋さん、クレープ屋さん、美容室さん…、どのお施主様にも快く撮影にご協力頂き、ありがたい限りです! 動画では、弊社スタッフの日頃の様子や、お施主様と上村工建の距離感なども、より伝わりやすくなっております。是非その辺りにもご注目くださいませ。 また、弊社のリールをご覧頂いた視聴者様が、お施主様のお店にご来店くださったり、お問い合わせをくださるという例も多くありました。 弊社とのコラボ動画がお施主様にとっても良いプロモーションにつながっているとのことで、逆にお礼のお電話やメッセージを頂くことも……。最近では、「ウチも撮ってよ」とお申し出くださるお施主様もいらっしゃって、人とのつながりが本当に嬉しく、有り難い今日この頃です。 上村工建では今後も、お施主様の店舗とのコラボ動画、インスタライブシリーズ「一級建築士と巡るデザイン住宅」など、沢山の動画コンテンツを配信予定です。 家づくりの参考になる情報も盛り沢山の内容となっておりますので、ぜひご覧くださいませ(^o^) 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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2021.01.28
家づくりについて
家づくりのフロー「間取り決定への道~打ち合わせの頻度・所要時間~」【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回は、弊社のお打ち合わせの頻度や、所要時間についてご紹介しました。 今回は、弊社がどんな打ち合わせをしているのか、実際のエピソードなどを交えてご紹介したいと思います。 ■お客さまのお人柄ごと理解して家づくりを進めたい つい先日、弊社スタッフの柳田がお客さまと行った打ち合わせは、こんな感じでした。 朝9時半、お客さまのご自宅にお迎えに行き、合流。そのまま一時間半ほど車移動。途中で建築家の先生も合流。 あるお家の前で、外壁見学。「私この外壁好き~」「素敵ですよね~」なんて話をしていると、そこのお家の方が出て来られて、中も見学させていただく。 結局、朝から晩まであちこち回りながら、家とは全然関係ない話題などでも盛り上がりつつ、終了。 打ち合わせというよりちょっとした小旅行ですよね(笑) しかし弊社では、そんな打ち合わせ(と、あえて言い張る)も、珍しくはありません。 断片的・表面的な要望を伺うだけでなく、お客さまのお人柄ごと理解して、家づくりを進めたいからです。 ■ありのままで接しますので、ありのままを見せてください 他にも、夕飯が終わった後のリラックスタイムにご自宅に伺って、ご家族がお休みになる時刻の間際まで、お打ち合わせをする、なんてこともよくあります。 ご自宅でのリラックスタイムなので、お客さまはもちろんお部屋着。 私たちも、あえて割とナチュラルな服装でお伺いします。自分達はバッチリ決めておきながら、お客さまには「ありのままを見せてください」というのも無理がありますから。 そんな感じで上村工建の打ち合わせは、いつもリラックスムード。 ありのまま、納得いくまで話して、考えて、家づくりを進めたい。そんな方とは多分、相性バッチリです。
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2021.01.26
家づくりについて
家づくりのフロー「間取り決定への道~打ち合わせの頻度・所要時間~」【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、上村工建が家づくりにおいて、どんな頻度や所要時間でお打合せを行っているかについて、ご紹介したいと思います。 ■打ち合わせの頻度 お客さまとお打ち合わせをさせて頂く頻度は、弊社の場合「2週間に1回」というものが最もポピュラーです。 お客さまが弊社からの提案を、納得・理解したり、決断をするのに、だいたいそれぐらいの時間が必要だからです。 ■打ち合わせの所要時間 お打ち合わせの所要時間は、長ければ4時間に及ぶこともあります。 お打ち合わせの回数や時間を、「何回以内」「何時間以内」と厳しく制限している会社さんもありますが、無理に時間内に納めることで、提案されたプランに疑問や不安が残ったり、納得いかない部分も残ったりしたら、良い家づくりはできませんよね。 弊社では、お客さまが「この家を建ててよかった」「この家に帰ってきたい」と心から思える家づくりを徹底して追求しています。 だから、お打ち合わせの時間や回数に、制限は一切設けておりません。8年がかりとか6年がかり、なんて事例もザラにありますよ。 ■打ち合わせは楽しく、ありのままで 次回は、弊社のお打ち合わせがどんな感じなのか、実際のエピソードなどを交えてご紹介したいと思います。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2021.01.21
家づくりについて
施工事例「かぞくのいえ」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は弊社の施工事例「かぞくのいえ」をご紹介します。 この「かぞくのいえ」の設計を手掛けられたのは、前回まで建築家インタビューにご登場いただいていた、建築家・服部信康先生です。 ■最も印象的だったのは、みんなで造った手づくりの庭 「かぞくのいえ」は、特に印象深いことがたくさんあった事例のひとつです。 弊社スタッフの柳田が、数年がかりで土地探しをお手伝いしたり、アイランド型のキッチンを中心としたリビング作りをしたり。 そして何より印象に残っているのは、建築家や上村工建のスタッフ、お施主さまご家族、みんな総出で庭づくりをしたことでしょうか。 手づくりの庭は、結果として、普通に庭師さんに頼むよりずっと素敵な庭に仕上がりました。 ■元々住んでいる家も、実際に見に行っちゃう服部先生 服部先生は、新しい家をどう設計するかを考える時、ご家族が「これからどう暮らしたいか」というご要望だけでなく、「これまでどんな家で、どんなライフスタイルで暮らしてきたか」を、実際に見に行かれます。 弊社ホームページでご紹介しております「伊勢の家」では、元々が座卓スタイルだったことを鑑みて、そのスタイルを変えずに済む設計を取り入れました。 もともとお客さまからのご要望には無かったことですが、結果として、お客さまから「とても暮らしやすい!」というご感想を頂きました。 ■今後も随時、施工事例をご紹介していきます 上村工建では、今後もこうしたリアルな施工事例をどんどんご紹介予定です。 どうぞお楽しみに!
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2021.01.05
家づくりについて
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。 みなさまはこの年末年始、いかがお過ごしでしょうか? 昨年中は、当アカウントに沢山のコメント、いいね、フォロー等を頂き、誠にありがとうございました! みなさまからの温かなご反響のおかげで、SNSという新たな試みにも楽しく取り組むことができました。 SNSという新しいチャンネルで、みなさまとの繋がりを持つことができたのは、弊社にとって大きな喜びです。 2020年に発生した新型コロナウイルスの蔓延により、私たちの生活は大きく変わりました。 試練の日々はまだしばらく続くと予想されますが、それでも、弊社はスタッフ一丸となって前に進んで行こうと考えております。 お客さまと直接お会いできる機会は、残念ながら減ってしまっています。しかし、なかなかお会いすることができない分、お会いできる時間がより大切になりました。 今後もお客さまとのつながりを大切に、しっかりと有用な情報を発信していきたいと思います。 本年も、どうぞ上村工建をよろしくお願い申し上げます。
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2020.12.29
家づくりについて
年末のご挨拶
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、とうとう今年最後の投稿となりますので、この場を借りて、年末のご挨拶をさせて頂きたいと思います。 ■新たな取り組みも、皆さまの支えあってこそ 2020年は、多くの試練があった年でした。未知の病気の蔓延、まさかのオリンピックの延期、外出自粛要請…。 しかしそんな中でも、弊社ではSNSでの情報発信という新たな取り組みを始め、それに対して多くのお客さまからご支持を賜ることができました。これは弊社にとって、大きな一歩だったと実感しております。 すべては、支えてくださる皆さまあってこそのもの。日々感謝です。 今後も、本来の業務である家づくりに邁進することはもちろんのこと、建築家との家づくりの魅力をしっかりお伝えできるよう、さまざまな情報発信にも努めて参ります。 来年春には、ホームページも新たにリニューアルオープン予定です。こちらも、ぜひご期待頂ければと思います。 年末、何かとご多忙とは存じますが、 皆さまお体にお気をつけて、良き新年をお迎えくださいませ。 来年もどうぞ上村工建をよろしくお願い申し上げます。
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2020.12.24
家づくりについて
家づくりのフロー5「間取り決定への道〜家族間で意見が割れたら?〜」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、家づくりのフロー「間取り決定への道」をお届けします。 テーマは「家づくりの過程において、家族間で意見が割れたら?」というお話。 実は家づくりの過程で、ご主人・奥様・お子さまの間で意見が割れてしまうことは、珍しくありません。 時には喧嘩に発展してしまうことも……。 そんな時、どうすればいいのか? 上村工建ではどのように対応しているのか? ということについて、ご紹介していきたいと思います。 ■「喧嘩できるなら、まだマシ」という考え方も 楽しいはずの家作りの最中に、家族間で意見が分かれてしまい、喧嘩になったりギクシャクしたりしてしまうのは、残念なことですよね。 しかし中には、自分の要望をうまく表現できず、喧嘩にさえならないという場合もあります。 そう考えると、まだ喧嘩になるだけマシ、と言えるのかもしれません。 家族間で意見が割れた時や、ご家族の中にうまく要望を表現できない方がいらっしゃる気配を感じた時、私たち上村工建は、ご家族それぞれからお話を伺います。 その場で言えなくても、個別に伺うことで本音を話してくださる方もいますし、身内だけだと感情的になってしまい、上手くいかない話し合いが、第三者を交えることでスムーズに進むこともあります。 険悪だったムードがお菓子タイムを少し挟むことで、すっかり落ち着いてしまうことも珍しくないんですよ。 私たち上村工建は、技術面からも精神面からも、お客さまの夢を実現する家づくりを、全力でサポートしていきます! まずは「新しい家でどんな暮らしがしたいのか」を、ざっくばらんに私たちに聞かせてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
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