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2020.12.22
家づくりについて
施工事例「亀山の家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、弊社の施工事例「亀山の家」をご紹介します。 この「亀山の家」の設計を手がけられたのは、前回までの建築家インタビューでご登場頂いていた長尾健先生です。 ■ 家族を円満にしてくれる二世帯住宅 「亀山の家」は、お母様が暮らす家に息子さんご夫婦が移り住むことになった、二世帯住宅でした。 最初、お母様は「自分の部屋は狭くていいよ」と仰っていたのですが、長尾先生は、あえてお母様のお部屋を広々と作り、庭仕事が好きなお母様のために、庭にもすぐに出られる間取りを提案されました。 結果的に、先生のこのご提案が功を奏し、家族みんなが機嫌よく、仲良く暮らせる家へと仕上がりました。 ■現代的な素材を使いながらも歴史ある街並みに溶け込む佇まい この「亀山の家」が建っているのは、 旧東海道に面した亀山宿。昔ながらの日本家屋が並ぶ、歴史ある街並みです。 「亀山の家」は現代的な素材を使いつつも、色合いやプロポーションを工夫することで、この歴史ある街並みに溶け込む家づくりに成功しています。 家づくりにおいて、地域性もとても大切にされる長尾先生らしい設計ですね。 ■今後も施工事例を随時ご紹介予定 上村工建の施工事例「亀山の家」、いかがでしたか? 今後もSNSなどを通して、弊社の施工事例を随時ご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに! 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^-^)
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2020.12.03
家づくりについて
インスタライブ報告
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は11月7日に配信致しました、弊社インスタライブの模様をご紹介します。 配信の会場となったのは、三重県津市にある三重県総合文化センター第2ギャラリー。とても広々とした会場です。ここでは11月6~8日にかけて、ASJのイベントが開催されていました。 ■上村工建のカメラがASJイベントに潜入! 会場の入り口ではアルコール消毒と検温が実施され、マスク着用必須。万全の新型コロナウィルス感染拡大防止対策の中、イベントは開催されていました。 この会場には、8人もの建築家の先生が常駐し、それぞれにブースが設けられています。 ブース内には、施工事例のパネルやスライドが展示され、来場者は建築家の先生方に直接質問したり相談したりすることができます。 建築家が個々に個展を開催することもありますが、これだけの数の先生に一度に出会える機会はASJイベントならでは! 自分と相性の良い建築家と出会える確率もグッと高まります。 「話しやすい」 「要望が伝わっている実感がある」 こういう相性はとても大事です。そして、実際に会って話してみないと、なかなか分からない部分でもありますから、こうしたイベントは積極的に活用していきたいところですね。 ちなみに本イベントの入場料は無料です。お得感がすごい。 ■具体的な要望、知識もないのに行ってもいいの? インスタライブ中、視聴者様からこんなご質問がありました。 「どんな家に住みたいか、決まってなくても行っていいの?」 「何の知識もないけど、行っていいの?」 答えはOKです。重要なのは、 「家を建てたら、どんな暮らしがしたいか?」 それがひとつでもあれば、上村工建のスタッフや建築家の先生がしっかりヒアリングして、潜在的なお客さまの夢、ご要望を具体化することが可能です。 むしろ知識のない中、自分で下手に「こんな家で、こんな間取りにする!」と決めてしまうよりプロに丸投げしてしまうほうが、結果的に良い家ができあがることも多いそうですよ。 ■インスタライブに登場した個性豊かな建築家たち このライブでは、会場にいた建築家の先生方にもご登場いただき、色々なインタビューを行っています。 先生たちの愉快なトークは、ぜひアーカイブからご覧くださいませ^^ 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2020.11.26
家づくりについて
夜見ても美しい上村工建の家
こんにちは! 上村工建の上村です。 大好評を頂いております「夜見ても美しい上村工建の家」シリーズ、今回ご紹介するのは「志摩の家」! 上村工建の代表作とも言えるお宅です。 ■開放的でありながら、プライバシーはしっかりと確保 平屋づくりの「志摩の家」は、広大な林(約300坪)の入り口に、家で蓋をしているような配置になっています。 大きな窓、広々としたウッドデッキ、芝生の庭。そして屋上に続く外階段。 屋上からは海が臨めて、とにかく開放感が抜群なのですが、それらは全て林の中に内包されており、外側からは中の様子をうかがい知ることはできません。 外から一見して、まさかこれほど開放的な空間が内部に広がっているとはなかなか想像できないため、初めてこのお宅を訪れた方は、皆さんとても驚かれるそうです。 日中の爽快感・解放感も素晴らしいですが、夜になると、ライトアップされた庭や建物から漏れる光が、さらに家の美しさを引き立てます。 ■今後も夕景の美しい家をどんどんご紹介予定 「志摩の家」、いかがでしたか? この建築をご依頼頂いたのは、もう今から16〜17年も前のこと。何気なくパッとご来社いただいたところから始まったご縁は、今も継続中です。 「志摩の家」が建ったあとも、店舗の設計や、娘さんご夫妻の新居の設計なども弊社にお任せいただきました。 そちらの建物のご紹介なども、いずれできたらいいなと思います(^-^) もちろん「夜見ても美しい上村工建の家」シリーズも、引き続きどんどんご紹介していく予定です。 どうぞお楽しみに!
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2020.11.24
家づくりについて
家づくりのフロー 間取り決定への道「最低限身につけておいた方が良い知識」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は「家づくりのフローシリーズ 間取り決定への道〜お客様が最低限身につけておいたほうが良い知識〜」についてご紹介したいと思います。 ■家作りを始める前に勉強しておくべき事ってあるの? 時々お客さまから、 「家づくりをするにあたって、あらかじめ勉強しておくべきことは何?」 というご質問をいただくことがあります。 確かに、家を作るためには膨大な量の専門知識が必要ですが、それを身につけなくてはならないのは、建築家であり、現場の職人であり、私たちクライアント・パートナーです。 私たちは、お客さまが専門的な知識など何ひとつお持ちでなくても、まったく問題ないと思っています。 どんな初歩的な疑問・不安でも、それを話していただければきちんとご説明しますし、言語化するのが難しい家づくりのご要望も、お客さまとの会話、お客さまの持ち物、今住んでおられる家、夢などから汲み取っていきます。それが私たちの役割です。 私たちがお客さまに望むことがあるとすれば、それは「ありのままを見せていただきたい」ということ。 好きなもの、嫌いなもの、どんな暮らしをしたいか、家づくりへの想い…。そうしたものをありのまま見せていただければ、私たちがそれに沿ったプランをご提案します。 また、私たちも「パリッとスーツを着た住宅販売会社の営業」という、いかにもなスタイルでお客さまの前に立つことは、ほとんどありません。 既に弊社とお付き合いいただいてるお客さまはよくご存知かとは思いますが、私たちもほぼ、「素」です(笑) 自分達は綺麗に取り繕っておいて、お客さまにだけ「ありのままを見せてください!」と言ったって、そんなの無理ですよね。 上村工建のクライアント・パートナーは、ただただシンプルに、家づくりという一大事に関わらせていただけることが嬉しい人間ばかりです。 ですから、予備知識の有無などお気になさらず、安心して弊社に飛び込んできてくださいませ。弊社スタッフがガッチリしっかり受け止めさせていただきます!(^o^)
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2020.11.19
家づくりについて
施工事例「家族をつなぐスキップフロアの家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は弊社の施工事例「家族をつなぐスキップフロアの家」をご紹介します。こちらのお宅は、前回までの「建築家インタビュー」でご登場いただいていた、小田達郎先生が設計を手掛けられた住宅です。 ■あえて狭い入口を作ることで、広さが際立つ演出 この家を建てるにあたって、お客さまからのご要望は、主に下記の2点でした。 「家を訪ねてきた人に、驚きと感動をもたらす家にしたい」 「子ども達が自由に走り回れる家にしたい」 そうしたご要望をヒアリングした結果、なるべく振り幅の大きな3パターンほどのプランが、小田先生からお客さまに提案されました。その中のひとつが、このスキップフロアのプランです。 メインフロアはスキップフロアを用いた大空間(ちなみに天井の高さは5m!)。 けれど、ただ「メインフロアは広く作る」というだけでなく、このお宅を訪ねた人が、驚きをもってその広さを感じられるよう演出するのが、小田先生のすごいところ。 メインフロアに至るまでの空間(玄関ポーチや玄関)をあえて狭く低く作ることで、よりメインフロアの広さを際立たせました。 また、「お子さまが走り回れる家」というご要望に関しては、メインフロアの周りをぐるっと囲むように居室や廊下を設けることで、文字通りお子さま達がぐるぐる走り回ることができる家に仕上がりました。 ■家の形は家族の形という信条通りに 施工事例「伊勢のスキップハウス」、いかがでしたか? 小田先生の設計の信条のひとつに「家の形は家族の形に通ずる」というものがあります(詳しくは小田先生の建築家インタビューをご覧くださいね)。 今回の案件でもまさにその信条通り、同じ敷地内に暮らすご両親とも実際に会ってお話するなどして、このご家族に適した距離感を模索し、家族みんなが快適に暮らせる設計を実現して頂きました。 規格に囚われず、ひとつひとつのご家族に合わせたオーダーメイドの家づくりが出来る。それが建築家と共に建てる家の最大の魅力です。 上村工建では、今後も随時こうした施工事例をご紹介予定です。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
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2020.11.03
家づくりについて
【インスタライブ報告】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、10月17日に配信したインスタライブ「一級建築士と巡るデザイン住宅〜水平ラインの美しさ 伊勢フロートハウス〜」についてご紹介します。 ナビゲーターを務めてくださったのは、こちらのお宅の設計を手掛けられたC lab.タカセモトヒデ建築設計の高瀬元秀先生です。 今回のインスタライブでご紹介した、この「伊勢のフロートハウス」は、表通りに面しているわけではないものの、比較的車通りの多い道路に面したお宅。 インスタライブの冒頭でも、早速タクシーが通り過ぎていました。また、お隣には3階建ての住宅が建っているという立地でもあります。 近隣からの目線や、車通りの喧騒から離れるため、リビングを2階に配置。そして、このエリアには過去に水害があったという歴史があるため、あらかじめ家自体を持ち上げた設計にしています。 「フロートハウス」とは、「浮いている家」という意味なのですが、まさにこれが、その名付けの由来というわけです。 このフロートハウスは、建物の外観もとってもおしゃれ! 有名建築「落水荘」が好きだという、お施主様の好みを反映して、高瀬先生がデザインされた、というエピソードもインスタライブ中で披露されていました。 シンプルな美しさがありながらも、温かみがある「フロートハウス」の外観と内部を、建築家の解説付きでご紹介するという贅沢なインスタライブ。 配信中にたくさんのコメントやハートを頂いたのはもちろんのこと、配信後も大変ご好評をいただきました。 改めて、ご視聴いただいたみなさま、ありがとうございました! まだご覧になっておられない方は、是非アーカイブからチェックしてみてくださいね。 上村工建では、今後も随時インスタライブを配信予定です。どうぞお楽しみに!
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2020.10.29
家づくりについて
夜見ると一層美しい上村工建の家 4
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は「夜見ると一層美しい上村工建の家」シリーズ第4弾!「Shell fish邸」をお届けします。 ■高い美意識と妥協のない家づくり 「Shell fish邸」は、三方が道路、一方が高層マンションという特徴的な立地に建つ家です。塀と家を一体化させ、高い位置からの視線を遮ることで、プライバシーを確保しました。 また、カーポートは家の完成後に家に合わせて作った、超こだわりの設計! 「気に入らないものなら、いっそ無いほうがマシ」 そんな、自分に妥協を許さない気概で家づくりに臨まれたオーナー様の想いが具現化されたかのような、とにかくカッコイイ家、カーポートが完成しました。 テーマが「夕景の美しさ」ということなので、今回夜の写真を載せていますが、日中の姿もすごく美しいんですよ。弊社ホームページ WORKSやVOICEからご覧いただけますので、ご興味ある方はぜひご覧くださいませ。 上村工建ホームページ 「Shell fish邸」 https://www.uemura-kouken.com/works/p2111/ デザインだけでなく、住み心地がいかに良いか、家づくりの楽しさなどもオーナー様が自ら語って下さっています!(^^) ■建築家との家づくりならではの美しい家 「Shell fish邸」、いかがでしたか? 建築家との家づくりは、画一的な規格の中で行う窮屈な家づくりとは全く異なる、完全なオーダーメイドの家づくりです。 ライフスタイルとのフィット感はもちろん、見た目の美しさも段違い。 今後もそんな、建築家と建てる家ならではの美しさを、随時お伝えしていこうと思います。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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2020.10.27
家づくりについて
家づくりのフロー5「間取り決定への道〜打ち合わせの前に準備しておくべきこと〜」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、ご好評いただいております「家づくりのフロー」シリーズ第5弾!「間取り決定への道」をお届けします。 間取りの決定までには、いくつか工程があります。今回は、間取り決定への道の中でも最初の第一歩、「一番最初の打ち合わせの前に、準備しておくべきこと」をご紹介していきたいと思います。 ■どんな場所に住みたいか?そのイメージで選ぶべき土地が決まる すでに土地が決まっているケースを除き、家づくりはまず、土地探しから始まります。 土地探しに臨む前にやっておくべきことは「どんな所に住んだら、気持ちよく暮らせるか?」をしっかりと考えておくこと。 イメージする暮らしによって、選ぶ場所も建てる家も変わってきます。 たとえば、自然豊かな森の中のような場所で暮らしたいのだとしたら、必然的にで選ぶ土地は田舎になりますよね。広い土地で3階建ての家を建てても、あまり意味はありません。 逆に、駅に近い場所で暮らすライフスタイルをイメージしている場合は、土地は比較的狭くなります。そうなると平屋での家づくりは難しいですね。 ■上村工建の土地探し チャチャッと土地を見つけて、どんどん家を建てていくほうが、住宅販売会社は儲かります。しかし上村工建のスタッフは、自分が本心から「住みたい!」と思える土地しか、お客さまにお勧めしません。 たとえ最初は、お客さまが土地探しに対してそれほど熱心でなくとも、スタッフは必死になってベストな土地を探します。 すると不思議なことに、お客さまも次第に土地探しに真剣になってきます。 そんな過程を経て、住みたい土地の候補が挙がったら、お客さまには、平日・休日・日中・夜間・晴れの日・雨の日…、その土地のあらゆる表情を、時間をかけて確認されることをお勧めしています。 ■家さがしのフローシリーズ、まだまだ続きます! 今回ご紹介した間取り決定への第一歩「道打ち合わせ前にしておくこと」、いかがでしたか? 家づくりのフローシリーズ、今後もまだまだ続きます。弊社の発信する情報が、皆さまの家づくりの一助となれば幸いです。
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2020.10.22
家づくりについて
施工事例「青葉町の家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回ご紹介する施工事例は「青葉町の家」。前回まで建築家インタビューにご登場いただいていました、吉川弥志先生が設計を手掛けられたお宅です。 ■クライアントの真の要望を汲み取る建築家の慧眼 この青葉町の家は、傾斜地に建つ配置が難しい家です。 最初、お客さまからは「車2台とバイクを置くスペースがあれば良い」「木造の和風家屋が良い」というくらいの要望しか出ていませんでした。 しかし、実際に建築家・吉川先生が土地を見た時、「これは日本家屋を建てるシチュエーションではない」と感じ、イチかバチカで全く違うプランを提案。 その提案を見たご主人と奥様が、 「まさにこういう家にしたかった!」 と、とても喜んでくださり、家の設計・デザインが完成したという経緯があります。 ■上階に行くほど明るく、屋上は家庭菜園に 傾斜がある土地に建っているので、一階部分には半地下の駐車場を配置しました。上階に行くほど部屋はどんどん明るくなり、生活スペースは近隣からの目線が気にならない配置に。 屋上には奥様の家庭菜園があり、食事の支度の直前に菜園でパパッと収穫したとれたて野菜を、サラダにして食卓に並べる…なんてこともあるそうです。素敵ですね。 ■元々ひとつだった寝室をあえて別々に 元々同じ寝室を使っていたご夫妻ですが、「青葉町の家」で吉川先生は、あえてご夫婦に別々の寝室を提案しました。 理由は、お二人の生活時間帯がかなり異なるため。寝室を分けたことで、睡眠の質が上がり、喜んでいただける結果になりました。 ■次回は「家づくりのフロー」シリーズ第5弾をお送りします 施工事例「青葉町の家」、いかがでしたか? 唯一無二の家を建てることができる建築家との家づくりの強みが、よく伝わる事例だったのではないでしょうか。 次回は、「家づくりのフロー」シリーズ第5弾、「間取り決定への道」をお届けします。家づくりの全体的な流れを把握したい、という方は是非ご覧になってみてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2020.09.29
家づくりについて
夜見ると一層美しい上村工建の家3
こんにちは! 上村工建の上村です。 建築家と共に建てる家は、夜になると一層その魅力を増します。家から漏れる灯り、ライトアップされた庭先、計算し尽くされた光と影のバランスは、時に感動すら覚えるほどの美しさです。 そんな上村工建の家の「夕景の美しさ」をご紹介する本シリーズ。今回クローズアップするのは、滋賀県の田園風景が残る集落に建つ「守山の家」です。 ■解放感とプライバシーの両立 この「守山の家」は、同じ敷地内に和風の母屋が建っており、その母屋とどう調和させていくか? というのがひとつの課題でした。母屋は和風の家屋。同じ敷地内に建つその和風の家と、あまりチグハグなデザインにはできません。 また、新しく家を建てることで母屋の日当たりが悪くなってしまうのも、避けたい所でした。 もちろん、適度なプライバシーも必要です。 まず、日当たりの問題については、画像のような片流れ屋根を採用することで母屋の日光たりを確保しました。 そして、モダンな中にも木の格子をふんだんに用いたことで、デザイン的にもお隣の和風家屋と絶妙に調和の取れた家に。格子は母屋と「守山の家」、両方のプライバシーの確保にも役立っています。 家の東側は全面ガラス張り。吹き抜けと相まって明るさも解放感も抜群です。 母屋と調和、解放感とプライバシー、いずれもしっかりとバランスの取れた家に仕上がりました。
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