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2023.01.10
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【6】
こんにちは! 上村工建の上村です。 リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第6話となる今回は、建て替えのメリットについてご紹介します。 第1〜5話をまだご覧になっておられない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。 ■ゼロから自由に作れる 建て替えはリフォームとは異なり家の形そのものを変えることができます。 駐車場を増やしたり間取りを変えたり、今のライフスタイルにぴったり合わせてゼロから自由に家づくりができるのは建て替えの最大のメリットと言えるでしょう。 「今、困っていることが解消されて、家の中がより安全・快適になる」という点はリフォームと同じですが、建て替えの場合はその自由度がさらに上がります。 ■耐震性が増す すでにある建物に耐震補強をするより現在の耐震基準に合わせて建て替える方が耐震性はアップします。 南海トラフ地震が30年以内に発生する確率が70~80%と言われている今、地震への備えは絶対に欠かすことができない要素のひとつ。 建て替えであれリフォームであれ、耐震性についてはよく考える必要があります。 ■次回は建て替えのデメリットについてご紹介予定です 建て替えのメリットに関するお話、いかがでしたか? 次回は建て替えのデメリットに関してご紹介する予定です。 ぜひチェックしてみてくださいね! >>【7】に続く
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2022.12.29
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【5】
こんにちは! 上村工建の上村です。 リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第5話となる今回は、リフォームのデメリットについてご紹介します。 第1〜4話をまだご覧になっておられない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。 ■工事期間中の家には住みづらい 「リフォーム中でも工事をしていない部屋で過ごせばいいのでは…」 と考える方もいらっしゃいますが、実際のところ工事期間中はホコリなども多く出ますし、セキュリティやプライバシーを考えると、工事範囲と生活範囲を分けて暮らすのも難しいところです。 基本的には、工事期間中の仮住まいの確保は必須とお考えください。 ■リフォームだから建て替えより早い…ということはありません 「イチから建てるわけじゃないし、リフォームだから工事期間は短く済むんじゃない?」 というのも、よくある誤解です。 全部キレイに取り壊すより、残すべきところを残しながら丁寧に壊す解体のほうが、実は手間も時間もかかります。 また、水回りの場所を変える場合、見えるところだけでなく床下の配管まで変える工事が必要になります。 工事期間はイチから建てるのとほぼ同じ、もしくはちょっと短くなる程度とお考え下さい。 ■床下はめくってみないと分からないことも多い 床下の状態は、お見積もりの時点では目視できる部分でのみ判断するしかありません。 実際に全ての床板を剥がしてみて初めて、 「基礎部分にシロアリが発生していた」 「柱が腐っていた」 ということが判明する場合もあります。 そうなると必然的に掛かる費用や工期が増えてしまいます。このときに重要なのは、お施主様に住宅の現状を正しく把握していただき、適切な処置を適正な価格で行うこと。そのために必要な説明は、建築家・スタッフがしっかりとさせて頂きます。 なお、追加料金が掛かりそうなことが予め予想される場合は、「予備費」をお見積りの中に含めさせていただき、結果的に追加料金が必要なければ返金、という形で対応させて頂くともあります。 追加工事が発生した場合の費用を元からの料金に含めて請求し、「後から追加料金は一切発生しません」とするのは、一見親切で手間も少ないかもしれません。 しかし弊社ではあえて、必要に応じてお施主様と話し合いながら工事を進めていき、必要なかった予備費に関してはきちんと返金する、という方法をとっています。 ■デメリットをあらかじめ把握しておくことで、よりスムーズに事が進む 今回はあえてリフォームのデメリットについてご紹介してみました。 都合のよいことだけでなくデメリットもしっかり把握しておくことで、よりスムーズに、そして安心して事を進めることができます。 この情報がみなさまの家づくりの一助となれば幸いです。 >>【6】へ続く
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2022.12.27
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【4】
こんにちは! 上村工建の上村です。 リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第4話となる今回は、リフォームのデメリットについてご紹介します。 リフォームのメリットについてご紹介している第1〜3話をまだご覧になっておられない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。 ■建ててから10年以下でリフォームするとメーカー保証外になってしまう 家の保証期間を10年と定めているハウスメーカーさんは多いですよね。 しかし別の会社でリフォームしてしまうと、たとえ築10年未満でも、その家はもうメーカー保証外となってしまいます。 築10年未満のリフォームなら、まずはその家を建てたハウスメーカーさんに相談するのが良いかもしれません。 ■一般的なハウスメーカーでは対応不可能でも建築家とのリフォームなら実現できるかも 弊社でよくご相談いただくのは、大手ハウスメーカーさんで「対応が難しい」と断られたリフォームや、建築家を入れた大規模リフォームです。 設備を古いものから新しいものに取替えたり、内装を綺麗にしたり…というシンプルなリフォームに比べると、建築家を必要とするレベルのリフォームには、たしかに費用がかかります。 しかし、お客さまお一人おひとりに合わせたオーダーメイドのリフォームは、コストがかかってもそれだけの値打ちがあるもの。 そんなこだわりのリフォームをご希望の方は、どうぞお気軽に弊社までお問い合わせくださいませ。 >>【5】へ続く
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2022.12.22
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【3】
こんにちは! 上村工建の上村です。 リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第3話となる今回は、リフォームのメリット「QOL(クオリティオブライフ)」についてのお話をご紹介いたします。 ちなみに「QOL(クオリティオブライフ)」とは「生活の質」という意味。 リフォームを行うことで、この「生活の質」が大きく向上した、という事例がたくさんあります。 ■「今、困っていること」が解消されるのは、かなり大きいメリット リフォームのメリットはいろいろとありますが「今、困っていること」が解消されるのは、かなり大きなメリットと言えるでしょう。 ・冷えが辛い ・段差が危ない ・立ち上がる時に掴まる場所が欲しい そんな日々の生活の中で不便に感じていることが解消され、家の中がより安全に、快適になることで、生活の質は大きく向上します。 また、店舗などのリフォームでは、 「老いを感じることが増え、建物も老朽化してきた。働く意欲がすっかり低下してしまい、一時は引退まで考えた」 という方がリフォームを経て生きる意欲や働くモチベーションを取り戻し、元気に現役を続けられたといった事例もあります。 大規模なリフォームでなくても壁紙の色一つで気分が変わることも。 「リフォームの力で今の生活を変えてみたい」という方は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。 >>【4】に続く
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2022.12.20
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【2】
こんにちは! 上村工建の上村です。 リフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介する本シリーズ。第2話となる今回は、リフォームのメリット「耐震補強」についてご紹介いたします。 第1話をまだご覧になっておられない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。 ■耐震補強で光る建築家の手腕 リフォームのタイミングで耐震補強を考える方は多いですよね。 ただ、現行の耐震基準に合わせてリフォームすると、どうしても柱や壁が増えてしまいます。 耐震補強工事をした結果、せっかくの広々とした空間にドーンと壁や柱を追加されて、「耐震性は上がったんだろうけど、なんだか窮屈になった気がする…」という話はよく耳にします。 しかし、建築家と共に行うリフォームは、家づくりによくある「規格」に縛られがちなリフォームとは一味違います。 開放感と耐震性、そのふたつをいかに両立させるかが建築家の腕の見せ所。 「耐震補強はしたい。でもなるべく開放感も損ないたくない」 そんな家づくりをご希望の方は、どうぞお気軽に弊社にお問い合わせくださいませ。 建築家と弊社スタッフがしっかりとご要望をヒアリングさせていただき、オーダーメイドのプランをご提案します。 >>【3】に続く
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2022.12.15
家づくりについて
リフォームか建て替えか…それぞれのメリットとデメリット【1】
こんにちは! 上村工建の上村です。 家を建ててからある程度の年数が経つと、今の家をリフォームするべきか、それとも建て替えるべきかについて悩む方は多いのではないでしょうか? そこで今回はリフォームと建て替え、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。 ■リフォームのメリットとは? ケースバイケースではありますが、歴史ある住宅には、現在の家づくりではなかなか見られないような、立派な柱や梁、建具が使われていることが多くあります。 そうした愛着のある柱や梁、建具をリメイクしたり再利用したりできるのは、リフォームの大きなメリットのひとつと言えるでしょう。 家族の思い出や歴史を大切に残していきたい、ご先祖様の想いを受け継いでいきたい、という思いの強い方にとっては、建て替えよりもリフォームのほうが満足感のある家づくりになるかもしれません。 ちなみに、「この柱を残したい。もしくはリメイクして再利用したい」といったご要望にきめ細かく対応できるは、建築家との家づくりならではのメリットです。 特に古民家の改修などは、一般的なハウスメーカーさんでは難しいようで、「某大手ハウスメーカーさんに断られたのですが、なんとかなりませんか?」と、弊社にご相談にみえる方も多くおられます。 もし「いくつかのハウスメーカーにリフォームの相談をしたけど、対応できないと断られた」という方は、よろしければ一度弊社にご相談ください。 「なんでもできる」というわけではありませんが、建築家との家づくりだからこそ実現可能なこともたくさんあります。 まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。 >>【2】に続く
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2022.12.13
家づくりについて
シニア世代の家づくりは早ければ早いほどメリット大?
こんにちは! 上村工建の上村です。 50代60代になると、さまざまな理由から、ご自宅のリフォームや建て替えを検討される方は多いですよね。 実際のところ「いずれはリフォームか建て替えをしたい」と思っておられるなら、そのスタートは1日でも早いほうがいろいろな面でお得です。 ■家づくりにも引っ越しにもかなりのパワーが必要 リフォームにせよ建て替えにせよ、家づくりにはかなりのパワーが必要です。また、引っ越しも同じく大変な労力が掛かります。 弊社では70歳を過ぎてからリフォームや建て替えをされるお客さまもおられますが、ほとんどの方が「この歳になってからの家づくりや引っ越しはキツかった…」とおっしゃいます。 そうした体験談を多く伺っていると、どうせやるなら気力・体力が充実している60代のうちにやってしまうほうが有利だとつくづく感じます。 また単純に、取り掛かるのが早ければ、そのぶん長く新たな家を楽しめる、というのも大きなポイントですよね。 ■人生を一旦整理して、第二の人生をより豊かなものに シニア世代の家づくりは子ども部屋について考える必要が無くなります。 自分たちを中心に据えた家づくりは生活の質を上げてくれるだけでなく、現在のライフスタイルを客観視し、今後どのような生活を送りたいのか? を改めて考える良いキッカケになります。 「終のすみかを作る」という一大イベントで人生を一旦整理し、より豊かな第二の人生をスタートするための機会にしてみるのはいかがでしょうか?
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2022.12.08
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【7】
↑手すりの傍に設置された押しやすいスイッチ↑ こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのポイント、 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から「暮らしやすさのためのちょっとした工夫編」をお送りしました。 今回はその続編です。 ■固定観念からの開放で、より快適な住まいに コンセントは床から約30cmという低い位置に作ることが多いですが、「絶対に低い場所に作らなくてはならない」という決まりはありません。 年齢を重ねると「屈(かが)む」という動作によって腰や膝が痛むことも増えます。 だったら、屈まなくても良い位置にコンセントを設置すればいいのです。 「普通はこうだから」 「そうするのが一般的だから」 そんな考えに縛られることなく、そこで暮らす人にとって何が一番快適なのか? を追求し、提案してもらえるのも、建築家との家づくりのメリットのひとつです。 ■快適性だけでなく安全性も重要 床材を足触りの良い柔らかいものにしたり、表面にあえてザラザラの加工を施して滑りにくくする、といったことも50代60代の家づくりではよくあります。 快適性だけでなく、将来的に足腰が弱ってしまった時の安全性についてしっかり考えることも、終のすみかの設計には重要です。 ■終のすみかも十人十色 ここでご紹介した終のすみかに関する家づくりの工夫は、ほんの一例です。 価値観やライフスタイルは人それぞれ。 そんな十人十色のご希望に応えて、オーダーメイドの家づくりができるのが建築家との家づくりの魅力です。 50代60代からの家づくりで疑問や不安がお有りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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2022.12.06
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【6】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのポイント、 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から「冷え対策編」をお送りしました。 今回は「暮らしやすさのためのちょっとした工夫編」についてご紹介いたします。 ■ちょっとしたことで生活が快適に!ドアハンドルや取手の材質を考える ある程度の年齢になると「冷えがつらい」と感じる方が多くなります。 そのため50代60代からの家づくりでは、ドアハンドルや戸棚の取手、手すりなどの材質には、温かみのある素材を使うのがオススメ。 金属製のものより触った時のヒヤッとした感じがかなり軽減されます。 手すりやドアハンドルは日常の中で何度も手に触れる部分。ちょっとしたことではありますが、その部分を少し工夫してあげるだけで生活が随分と快適になります。 ■終のすみかのトイレ選び トイレ選びも、終のすみかにおける重要な要素のひとつです。 さまざまな機能のトイレの中から、ご自身のライフスタイルにマッチするトイレを選ぶのはもちろんのこと、年配の方が使用するトイレには、重要なポイントがもうひとつあります。 それは機能を表すマークが大きく分かりやすいものを選ぶということ。 ぱっと見て、どのボタンを押せばいいかわからないというのは生活する中で意外とストレスになります。 >>【7】へ続く
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2022.11.29
家づくりについて
上村工建流「終(つい)のすみかの作り方」【5】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、 心安らぐ終のすみかを作るために知っておくべき4つのこと 1.間取りと建具編 2.照明編 3.冷え対策編 4.暮らしやすさのためのちょっとした工夫編 から「照明編」をお送りしました。 今回は「冷え対策編」についてご紹介いたします。 「間取りと建具編」「照明編」をまだご覧になっていない方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。 ■「終のすみか」の寒さ対策とは? 年齢を重ねると筋肉量が低下するため、冷えやすくなります。 そのため「終のすみか」には寒さ対策が必須です。 特にヒートショックを防ぐ浴室暖房機能はぜひオススメしたい設備のひとつ。 ※ヒートショックとは極端な温暖差により血圧が上下してしまうことで、心臓や血管に起こる疾患です。入浴中に亡くなる人は年間14,000人に上りその原因の多くがヒートショックと言われています。 また、床暖房も積極的に取り入れたい設備です。 過去、弊社のお施主さまの中には既に掘りごたつが設置されていたにも関わらず、足腰の痛みのためその掘りごたつに入るのが困難になり、掘りごたつを閉じて床暖房に変えた方もおられます。 ■次回、「終のすみかを暮らしやすい家にするためのちょっとしたコツ」 「終のすみか」の寒さ対策に関するお話、いかがでしたか? 次回は「暮らしやすさのためのちょっとした工夫編」をお送りする予定です。 どうぞお楽しみに! >>【6】へ続く
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